オリオングループが提案するアルコール飲料との付き合い方
■ 沖縄県全体で考える適正飲酒と取り組み
資料及び出典:
沖縄県「健康おきなわ21」
沖縄県「沖縄県のアルコールに関する現状と課題」
沖縄県警「成人の適正飲酒及び未成年者飲酒防止3ヶ条」
【沖縄県の飲酒と現状課題】
適正飲酒量をご存じですか?
楽しく飲むために必要なのは、正しい知識と飲酒量の把握です。
沖縄県保健医療部健康長寿課より
沖縄県は肝疾患による死亡率が男女ともに全国ワースト1で、特にアルコール性肝疾患の死亡率は全国平均の約2倍となっています。飲酒習慣の実態調査では、飲酒の頻度(週に4回以上)は全国に比べて少なく、一度に飲む量が多いことがわかっています。また、適正飲酒量を知っている人の割合は全国の5割に対して沖縄県は2~3割程度と少なく、ほとんどの人が適正飲酒量を知らず一度に多量のお酒を飲み、生活習慣病のリスクを高めているのが現状です。
お酒を飲み過ぎないためには適正飲酒量を知り、自身の摂取アルコール量を把握することが大切です。飲酒量は飲んだお酒の量ではなく、摂取した純アルコール量を計ります。適正飲酒量は、男性は純アルコール量1日平均20g、女性は純アルコール量1日平均10gとされています。飲酒量には「ドリンク」という単位があり、純アルコール量10gが1ドリンクとなっていますので、男性は1日平均2ドリンク、女性は1日平均1ドリンク以下を目安にしてください。純アルコール量(ドリンク数)は健康おきなわ21で簡単に計算することができます。
また、「うちな〜適正飲酒普及啓発カレンダー(略称:節酒カレンダー)」という便利なアプリもございます。
これらを活用し、まずは自身の飲酒量を把握する習慣を身に付けることから始めてみてはいかがでしょうか。
沖縄県の取り組み
- 「生活習慣病のリスクを高める飲酒量」について知識の普及を図る。
- 20歳未満者、妊婦へ飲酒による影響等の啓発、情報提供。