今度のWATTAは沖縄のバーテンダーとのコラボ!?
沖縄県産素材や沖縄企業とのコラボレーションで沖縄の魅力を発信しているオリオンビールのチューハイ「WATTA」。
WATTAのさらなる可能性を広げるべく、沖縄県内在住のバーテンダーと新しいWATTAを創作することになりました。優勝者に新しいWATTAの共同開発権が進呈される「WATTA×バーテンダー カクテルコンペ」が開催されました。
応募条件は「WATTAのいずれかの商品を利用すること」と「廃棄予定の果実を利用すること」の2点。
優勝は那覇市でミクソロジー・バーを営む中村智明さん
県内のバーテンダー、飲食店従事者26人の応募者の中から、一次の書類審査で10人を選考。実技テスト、SNSを活用した一般審査で「いいね!」数やコメント等を総合した結果、9月28日、優勝者が決定しました。那覇市でミクソロジー・バー「Ryukyu Mixology Style Bar Alchemist」を営む中村智明さんです。
オリオンビールで執行役員R&D部長を務める石井芳典(いしい・よしのり)は中村さんの選考理由について、液体窒素を活用するなどの「パフォーマンス性」と「意外性」を挙げました。
「意外性」抜群の中村さんのカクテルづくりを見てみましょう!
中村さんのカクテルのタイトルは、「琉球メビウス」。“メビウスの輪”のように、廃棄予定の果実を利用することで生まれる“継続性”を名前からも表現したそうです。
中村さんは「地産地消とサステナブルにこだわって、新しいテイストのお酒を作りたかった」とコンセプトについて言及。続けて、「材料には月桃、タンカン、シークヮーサー、フーチバーなどを使っています。特にベースとなるシークヮーサーは農家さんに廃棄するものを分けていただき、風味を最大限に出すため、凍らせて粉砕していきました」とこだわりを披露しました。
さらに、島トウガラシ、フーチバー、タンカンで作ったまさに地産地消のビターズ、シークヮーサーの皮を使用した風味、島マース(塩)で味を引き締め、WATTAは「レモン檸檬」を使用しています。
中村さんとのコラボWATTAが飲めるのは来年6月を予定
審査を担当した日本バーテンダー協会沖縄本部の支部長・藤川将吾さんは、「最終選考に残った10名のカクテルはどれも甲乙つけがたく、非常に難しい審査でした。今回、SNSを使って新しい審査ができ、特に多い人では800票以上を集めるなど、コロナ禍にもかかわらず、バーテンダーが活躍できる場を作れてよかった」と、コンテストを振り返りました。
今後は中村さんと一緒に共同開発を進めていき、来年6月以降に商品の発売を目指していきます。
沖縄ならではの、サステナブルなWATTAがどんな未来を見せてくれるのか、今から楽しみです。