沖縄本島の中部エリアにある勝連半島の南東約4kmの場所にある津堅島はうるま市に属する島です。最高標高39mという平坦な島で、中心部はほとんどがニンジン畑となっています。
そのため「キャロットアイランド」とも呼ばれていて、沖縄ではニンジンの産地として知られています。サンゴ礁に抱かれた島で周辺の海が美しく、海水浴やシュノーケリングなども楽しめます。今回は、そんな津堅島のおすすめ観光スポットや特産品について紹介します。
津堅島へのアクセス
津堅島へは沖縄本島のうるま市にある平敷屋(へしきや)港から高速船やフェリーでアクセスします。所要時間は高速船なら約30分で、平敷屋港か津堅港でチケットを購入します。平敷屋港まで車でアクセスする場合は、港の駐車場を利用。フェリーで車ごと移動することもできます。
◆アクセスに関する情報(㈲ 神谷観光)はこちら
津堅島の観光スポット&特産品おすすめ6選
美しいビーチや絶景スポットに特産品など、津堅島のおすすめをピックアップして紹介します。
津堅島のニンジン
津堅島といえばニンジン! 津堅島はキャロットアイランドとも呼ばれるニンジンの生産地です。津堅島のニンジンの収穫期は1~5月。甘くて栄養価が高い津堅島のニンジンは沖縄県内でも人気があり、なかなか手に入らない代物です。収穫時期に島を訪れれば、津堅島のニンジンを島内で食べることができるかも。
津堅島のニンジンはドレッシングなどの加工品となって、土産品としても人気があります。おすすめは「津堅にんじんサイダー」。津堅島のニンジンの甘味がダイレクトに味わえます。島内の商店や平敷屋港以外にも勝連城跡やうるマルシェ、アグリハウスこちんだ、東京のわしたショップでも販売されています。1本350円で販売されているそうなので、見つけた際はぜひ試してみてください。
ニンジン展望台
津堅島のシンボルともいえる、ユニークなニンジン型の展望台。津堅港から車で5分ほどの場所にぽつんとたたずんでいますが、ぜひ立ち寄って上まで上ってみてください。実はここ、知る人ぞ知る絶景スポットで、トゥマイ浜の見事な海の絶景が一望できます。展望台の中にはニンジン型のベンチがありますので、こちらもチェックしてみてください。
トゥマイ浜
沖縄本島から海水浴客が訪れる人気のビーチで、津堅島を代表するビーチです。透明度が高く、自然のままの素朴なビーチでハイシーズンにはマリンアクティビティーやビーチパーティーも楽しめます。
ホートゥガー
ホートゥガーは沖縄の言葉で、ホートゥ(ハト)が見つけたガー(井戸)という意味。昔々、日照りが続いていたときに、ハトがいつも羽を濡らしているのを不思議に思った島民がハトの後をつけていくと、そこに泉があったという伝説が残る、海の近くの湧き水です。昔から利用されてきた島の水源地で、階段を下っていくと目の前に青く輝く海が広がっています。
ヤジリ浜
目の前にアフ岩が横たわる、島の端っこにある自然のままの浜辺。周囲には商店などもなく訪れる人も少ない浜辺で、のんびりと海を眺めながら過ごすのには最適な場所。波が高めで人もいないので、泳ぐのはおすすめできません。
ニンジンベンチ
ホートゥガーの入り口近くにある、ニンジン型のベンチ。ここに座ると目の前に雄大な海の水平線が見渡せます。緑もあって、すてきな写真が撮影できるので、忘れずに立ち寄ってみてください。
津堅島のモズク
津堅島のもう一つのおすすめの特産品がモズクです。沖縄のモズクは太さが1.5~3.5mmほどもあり、太くて粘質がありコリコリとした歯応えがあります。
津堅島のモズクも太くてコリコリとした食感が特徴的で、フコダインが豊富に含まれているともいわれています。島のモズクを使った加工品も人気がありますが、おすすめは島の海の恵みをダイレクトに感じられる塩モズク。日持ちが良く、お取り寄せもできるので、気になる人はウェブから確認を。
公式通販では、津堅島産の塩モズクも発売中
今回は津堅島のおすすめ観光スポットと特産品を紹介しました。津堅島は沖縄本島の平敷屋港からアクセスする小さな島です。夏には海水浴でにぎわいますが、沖縄の離島らしい素朴な風景が広がりホッコリできる島でもあります。数は少ないですが宿泊施設もありますので、ゆっくりのんびり訪れてみてはいかがでしょうか。
参考文献:「地球の歩き方島旅 沖縄本島周辺15離島」(ダイヤモンド社)
参考サイト:おきなわ物語、島あっちぃ、㈲神谷観光、沖縄のしまじま、リトハク
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