10月某日、オリオンビールが新たに発売するプレミアムビール「オリオン ザ・プレミアム」が初出荷に向けて製造されると聞き、オリオンビール名護工場に行ってきました。
安全のためにヘルメットを装着して、いよいよ工場内に潜入…。まず驚くのはずらりと並んだ缶の山!工場の一角に鮮やかなブルーの「オリオン ザ・プレミアム」が高く積まれていました。充填前の缶の山は圧巻です。
1分間に1,200本の生産スピードに圧倒
そして、次に驚くのは、その搬送コンベアーの流れるスピード。動体視力を試されているかのような速さです! 工場のスタッフに聞くと「350ml缶でしたら1分間に1,200本ほどは製造可能です」とのこと。なるほど、このスピードも納得です…。
貴重な充填する部屋にも潜入
続いてビールを充填する貴重な風景をご紹介。
この円状に並べられた缶に次々にビールが充填されていきます。空缶はまず内部を高圧の水で洗浄され、すぐにビールが充填されます。
最初、缶は蓋と胴の部分に分かれています。ビールが充填されると、下の写真の左側にある機械で瞬間的に蓋を巻締められて出てきます。
缶底の印字も超高速!
この後は、充填される部屋を出て次の工程へ。搬送コンベアーに乗った缶は、逆さの状態になります。缶底に製造年月や賞味期限を印字するためです。
もちろんこの印字機械も超高速! 印字された後は再び缶を反転し正しい向きに直します。全ての工程を終えた缶はコンベアーで運ばれていきます。
いよいよ梱包ゾーンへ!
これからは、いよいよ梱包するエリアへ。まずは、この透明のボックスの中で梱包されて6缶パックになります。このパック資材も高速で運ばれています。
その後6缶パックは4つずつ1つのダンボールに梱包され、お馴染みのビールのケースが完成! ローラーコンベアーに乗せられて、次の場所へと流れていきます。
着々と出荷準備が進んでいます
倉庫の一角では別のスタッフがフォークリフトを操っていました。1パレットにぎっしりと製品が積まれ、それが4パレット分集まるごとに、倉庫の一角に積み上げられていきます。後はトラックで出荷のときを待つばかり。
コクがありながらも、苦味が少なくフルーティーな「オリオン ザ・プレミアム」。間もなく、皆さんのお手元に届きますので、お楽しみに。