ザ・王道!三枚肉の煮付けの入った「沖縄そば」

沖縄県民のソウルフードである「沖縄そば」。4月から放送がスタートした「連続テレビ小説『ちむどんどん』」(NHK)でも、早速、主人公たち一家が作っていましたね。

日本のそばとは異なり、小麦粉で作った麺をスープに入れ、その上に具材をのせて食べます。麺の太さや具材は地域によって異なります。沖縄そばの始まりは明治期、那覇に移住した中国人が「唐人そば」を提供したことが起源とされています。

今回は沖縄そばに欠かせない、「三枚肉の煮付け」を手作りした沖縄そばを作ります。

ちなみに「三枚肉」とは豚バラ肉のことで、沖縄では皮付きの三枚肉を好んで食します。

【参考記事】
沖縄県民のソウルフード「沖縄そば」を深掘り!
沖縄県民のエネルギー源「豚肉」の魅力。部位の紹介&オリジナルレシピも
県民に愛され続ける沖縄のソウルフード6選【自宅で楽しめるレシピ付き】

材料(作りやすい量)

【豚三枚肉の煮つけ】(作りやすい分量)
豚三枚肉(茹で)・・・150g〜200g
かつおだし・・・・・・大さじ2
泡盛・・・・・・・・・大さじ2
砂糖(グラニュー糖) ・大さじ1強
しょうゆ・・・・・・・大さじ1+小さじ1

【事前に用意】
沖縄そば(市販)・・・・1袋(約2人分)
そばだし(市販)・・・・1リットル(1袋・3~4人分)
棒カマボコ(スライス)・4切れ
青ねぎ(小口切り)・・・適量
紅しょうが・・・・・・・適宜
コーレーグース・・・・・適宜

作り方

① 豚三枚肉は5~7mm厚さに切る。

② 鍋にかつおだし、泡盛、砂糖を煮切りして豚三枚肉を入れ、中火に近い弱火で煮る。途中でしょうゆを加え、最後の仕上げに火力を上げ、つやが出たら火を止める。

調味料にとろみがつき、お肉につやが出てきます

③ 茹でた麺を器に盛り、煮たてたそばだしを注ぎ入れ、その上に豚三枚肉、カマボコ、青ねぎを盛り付ける。お好みで紅しょうがやコーレーグースをどうぞ。

三枚肉(豚バラ肉)は皮付きが手に入るようであれば、ぜひ皮付きを! 下茹でを行うことで、余分な脂を取り除くことができます。

今回は細麺の沖縄そばを使用しましたが、沖縄そばにはちぢれ麺、太麺、細丸麺など地域によって異なりますので、お好みや気分に合わせて選ぶのも楽しいです! ぜひお試しください。

■今回教えていただいたのは…

伊是名カエさん
(一般社団法人 トータルウエルネスプロジェクトオキナワ代表理事)
沖縄県那覇市出身。管理栄養士・健康運動指導士。琉球料理伝承人。「健康な人生」をテーマに、料理・運動教室を軸にした(一社)トータルウエルネススタジオを運営。その他、県内の医療機関にて非常勤勤務、マスメディアにて健康情報の発信を行っている。
トータルウエルネスプロジェクトオキナワ公式サイト

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