「チキアギー(つけ揚げ)」とは、魚のすり身ににんじん、ごぼうなどの具を入れ、低温の油でゆっくり揚げたもので、さつま揚げの原型とされています。油で揚げることによって味がおいしくなり、暑い土地での魚の保存方法として定着した沖縄独特のかまぼこの一つです。プリッとした食感でお酒のおつまみにもぴったり! 今回は市販の魚のすり身を使って作ります。
材料(作りやすい量)
・魚のすり身(市販) 300g
・卵 1個
・塩 少々
・砂糖 大さじ1/2
・かつおだし 大さじ1~
・にんじん(千切り) 40g
・ごぼう(千切り) 40g
・揚げ油 適量
作り方
① フードプロセッサーに魚のすり身と卵を入れて混ぜ合わせる。
② ①に塩、砂糖、かつおだしの順に入れて混ぜ、粘りが出るまでさらに全体を混ぜ合わせる(手で丸められるくらいの固さになるように、だし汁の分量は加減する)。
③ ②をボウルに移し、一度生地を手で混ぜ合わせたら、にんじんとアク抜きし、水気をしっかり切ったごぼうを入れて、木べらまたはゴムベラでよく混ぜ合わせる。
※生地が緩い場合は片栗粉を少量加えて調整してください
※形成する時に手のひらに少量の油をつけると形成しやすくなります
④ ③の形を整え、160℃の油でゆっくり時間をかけて揚げ、薄いきつね色になったら油の温度を上げて仕上げる。
チキアギーに使うすり身を手作りする場合は、身に粘り気のある白身魚を使用しましょう。手に入るのであれば、グルクン(たかさご)もおすすめです。今回は平たい円状のチキアギーを作りましたが、生地を揚げるときにスプーンを使ってひと口大にするなど、お好みの形で作ってみてくださいね。
■今回教えていただいたのは…
伊是名カエさん
(一般社団法人 トータルウエルネスプロジェクトオキナワ代表理事)
沖縄県那覇市出身。管理栄養士・健康運動指導士。琉球料理伝承人。「健康な人生」をテーマに、料理・運動教室を軸にした(一社)トータルウエルネススタジオを運営。その他、県内の医療機関にて非常勤勤務、マスメディアにて健康情報の発信を行っている。
トータルウエルネスプロジェクトオキナワ公式サイト
チキアギーをつまみに。オリオンビールで、カリー!(乾杯)
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