「ンムクジアンダーギー」揚げたてで食べたい！芋を使った素朴なおやつ

「ンムクジアンダーギー」は、紅芋とンムクズ（芋くず）で作る素朴な揚げ物です。お店で販売しているのは、砂糖で甘く仕上げたンムクジアンダーギーが多いので、それを食べた経験がある人も多いのではないでしょうか。

今回は、かつおだしの効いた塩味のンムクジアンダーギーです。甘く仕上げていないので、お酒のおつまみにはもちろん、子供のおやつにも人気の一品です。冷えると味が落ちるので、揚げたてを味わいましょう。

材料（10～15個前後）

・紅芋ペースト　150g
・芋くず　100g
・もち粉　30g
・だし汁または水　80～150cc
・塩　小さじ1
・ニラ　30～40g
・揚げ油　適量
・塩　適宜

作り方

①ニラは洗って水気を切り、5mmほどの長さに切っておく。

②ボウルに芋くずともち粉を入れ、分量のだし汁少量に塩を溶かしたものを加え混ぜ、紅芋ペーストを加える。だし汁を少しずつ加えながら耳たぶくらいの柔らかさに練り、30分ほど休ませる。

③生地を10等分前後に分け、丸く団子状にし、広げてニラを置いて小判型にする。

④揚げ油を170℃に温める。

⑤ ③の生地に3本指で指のくぼみを入れ、揚げ油に入れる。浮き上がってきたら菜箸で真ん中を刺して空気を抜き、返して1～2分くらい揚げ、カリッと仕上げる。

■ポイント
③を取り出す前に、油の温度を180℃にしてもOK。

⑥取り出したら、熱いうちに塩を少々振り掛けて完成！

紅芋ならではの鮮やかな色合いと、素朴な形が愛らしい一品です。小判型に仕上げた生地は冷凍での保存も可能。なお、生の紅芋は沖縄県からの持ち出しは禁止されているため、作る際は県産の冷凍紅芋や紅芋ペーストを使いましょう。

■今回教えていただいたのは…

伊是名カエさん

（一般社団法人　トータルウエルネスプロジェクトオキナワ代表理事）
沖縄県那覇市出身。管理栄養士・健康運動指導士。琉球料理伝承人。「健康な人生」をテーマに、料理・運動教室を軸にした（一社）トータルウエルネススタジオを運営。その他、県内の医療機関にて非常勤勤務、マスメディアにて健康情報の発信を行っている。
トータルウエルネスプロジェクトオキナワ公式サイト

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