昆布を多用する沖縄において、誰もが好きな昆布料理といえば「クーブイリチー」なのではないでしょうか。
昆布と豚の旨みに砂糖しょうゆの甘辛い味付けが重なり、箸が止まらなくなります!
そして、だし汁でしっとりするまで昆布を煮込むのが、この料理の特徴です。
休日の昼下がり、ビール片手に「よんなーよんなー(ゆっくりゆっくり)」、ゆったり気分で作ってみてください。
材料(4人分)
- 刻み昆布 30g
- 豚バラ肉 100g
- かまぼこ 50g
- つきこんにゃく 50g(または板こんにゃくを細めに切る)
【調味料】
砂糖 小さじ2
しょうゆ 大さじ1
泡盛 大さじ1 (日本酒や焼酎でもOK)
みりん 大さじ1/2
だし汁 500〜600cc (豚の茹で汁+昆布の戻し汁)
塩 少々
サラダ油(a) 大さじ1
サラダ油(b) 大さじ1/2
下準備
- 豚肉を茹でる、茹で汁を取る。
- 鍋に湯を沸かし豚肉を入れ、2〜3分茹でたら湯を捨てる。
- 鍋に肉とたっぷりの水を入れ、火にかけて40〜50分茹で、そのまま冷ます。
- 昆布を水で戻し、戻し汁を取っておく。
- こんにゃくをお湯で2〜3分茹でてアク抜きをする。
- こんにゃく・かまぼこ・豚肉を、同じくらいの幅・長さ(5cmくらい)に揃えて切る。
作り方
- 鍋でこんにゃくをから煎りし、水分を飛ばす。
- パチパチッと音がしてきたらサラダ油(a)を入れて熱し、【調味料】を加える。
- 豚肉も加えて味を含ませ、2分ほど経ったらこんにゃくと豚肉を取り出す。
(※ 煮汁は鍋に残す。)
- 煮汁が残ったままの鍋にサラダ油(b)を入れて熱し、昆布とみりんを加えてさっと混ぜる。
だし汁の1/3を注いでコトコト煮る。
- だし汁が減ってきたら少しずつ足して…を繰り返し、30分ほどかけてじっくりと煮る。
- こんにゃくと豚肉を戻して全体になじませ、最後にかまぼこを加える。
- 味見をして薄ければ、塩で調えて完成。時間があれば、一旦冷ます。
ポイント&アレンジ
①目指す食感は「しっとり&やわらか」!
昆布にだし汁をたっぷりと含ませ、しっとり柔らかく仕上げます。
だし汁を少しずつ足しながら、コトコトと30分は煮込みましょう。
②「煮汁がまだ多いかな?」くらいで火を止め、冷ます!
鍋底を覆うくらいの煮汁が残っていても大丈夫!
冷める途中で昆布が煮汁を吸い、それによって味の深みとトロリとした食感が増していきます。
③ごま油の香りをプラス!
分量のサラダ油(b)をごま油に置き換えれば、香ばしさも加わります。
このレシピを教えてくれたのは…
記事執筆&撮影: 玉城久美子(フードアナリスト/沖縄ライフスタイルアドバイザー)
「沖縄をつなぐ」「地域と人をつなぐ」「人と人をつなぐ」をモットーに、地域のイイモノ・イイコトを食を通じて発信しています。
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