『海ぶどう』メニューにひとひねり! 〜 禁断のアノ食べ方をご存知ですか? 〜

プチプチっと弾ける海ぶどうの食感、クセになりますね。
タレを付けてそのまま食べるだけでも十分美味しいですが、今回は少しだけひねりを加え、アレンジした食べ方をご紹介します。
「せっかくの海ぶどうがちょっとヘタってきたな…」という場合の最適な食べ方も、海ぶどう農園さんに教えていただきました。

一度やってみるとクセになる禁断の美味しさですよ!

よく召し上がっている方には蛇足ですが、海ぶどうはとても繊細な海藻です。
最後まで美味しくいただくための3つのポイントも改めて押さえておきましょう。

  • 冷蔵庫には入れず常温保存する(適温は15〜25度)
  • 食べる直前に軽く水洗いし、ザルに上げて水気をよく切る
  • タレやドレッシングは、食べる分だけ少しずつつける(浸したままにしない)

1. 海ぶどうの冷やしうどん 〜豚しゃぶと青じそジュレ

豚しゃぶやお好みの野菜を添えた、ボリュームたっぷりの冷やしうどんはいかがでしょう。

海ぶどうと相性の良い青じそドレッシングは、ゼリー状にすることでうどんに絡みやすくなり、そして見た目にも涼しげです。

写真では豚しゃぶ・大根おろし・水菜・トマトを、海ぶどうとともに盛り付けました。

【青じそジュレの材料と作り方(2〜3人分)】

  • 市販の青じそドレッシング 100cc
  • 粉ゼラチン 3g
  • お湯 大さじ2

【作り方】

①粉ゼラチンをお湯で溶き、青じそドレッシングに加えてよく混ぜる。
 きれいに混ざったら、バットに移し替えて冷蔵庫で冷やし固める。

②スプーンやフォークでゼリーをくずし、食べる直前に添える。

2. 海ぶどうをたっぷりトッピングした豆腐を、オリーブオイルで

海ぶどうの塩気や磯の香りを「調味料・薬味」に見立てた組み合わせです。
ちょっと贅沢な食べ方ですが、海ぶどうをたっぷり乗せることで、調味料要らずな一品になります。

作り方の唯一のポイントは、「豆腐をしっかり水切りすること」です。
水っぽくならず、豆腐の風味も豊かに感じられます。

【材料(4人分)】

  • 海ぶどう 50〜60g
  • 木綿豆腐 1丁
  • 大葉 3枚
  • レモンの皮 または 柚子皮 少々(無くても良い)
  • エキストラバージンオリーブオイル 適量

【作り方】

①豆腐を四等分する。塩2〜3つまみ(分量外)をなじませ30分置き、水切りする。
 (重石をすると、なお良い。)

②豆腐を皿に盛り付けたら、海ぶどう・刻んだ大葉・千切りにしたレモンの皮(または柚子皮)を混ぜて豆腐に乗せる。
 食べる直前にオリーブオイルをかける。

3. 海ぶどうがヘタってきたら!?⇒ 迷わず「しゃぶしゃぶ」が正解!

海ぶどう農園さんに教えていただいた食べ方が「しゃぶしゃぶ」です。
お湯に少しくぐらせると、海ぶどうのプリプリ感が戻ってきます!
豚肉との相性も抜群、お好みの食材も添えてお楽しみください。

このレシピを教えてくれたのは…

記事執筆&撮影: 玉城久美子(フードアナリスト/沖縄ライフスタイルアドバイザー)

「沖縄をつなぐ」「地域と人をつなぐ」「人と人をつなぐ」をモットーに、地域のイイモノ・イイコトを食を通じて発信しています。


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