「苦いはうまい!」を教えてくれる、それが『ゴーヤーチャンプルー』

「ゴーヤーチャンプルーは○○のがいちばん美味しいさぁ〜」

どこのチャンプルーが好きかとウチナーンチュに聞けば、そんな風に必ず答えが返ってくるのではないかと思います。

おうちのチャンプルーが好きという人もいれば、どこかの食堂を挙げる人もいるし、お弁当屋さんの名前が挙がることも。

とはいえ、子供の頃から誰もが好物なのかと言えばそうでもなく、かくいう私もゴーヤーが苦手でした。

せっかくのゴーヤーチャンプルーだけれど、豆腐と卵だけを抜き出して食べたり。(お行儀悪いですね 笑)

今では「苦みがうまい!」と胸を張って言えますが、やっぱり、豆腐と卵がたっぷり入ったチャンプルーが好きです。

というわけで、豆腐たっぷりのゴーヤーチャンプルーを今回はご紹介します。

大人になり、いつの頃からかビールが美味しいと感じるようになりましたが、「苦いはうまい」はゴーヤーもビールも同じですね。

材料(2〜3人分)

  • ゴーヤー 300g(大1本、または中1.5本)
  • 豚肉スライス 100g(2cm幅に切る)
  • 島豆腐(または木綿豆腐) 300g
  • 卵 2個
  • 水 大さじ3
  • 削り節 5g
  • 塩 小さじ1/2
  • しょうゆ 小さじ1/2
  • サラダ油(a) 大さじ1
  • サラダ油(b) 大さじ1/2

作り方

  • 豆腐を大きめの一口大に手で割り、ひとつまみの塩(分量外)をなじませ、キッチンペーパーに乗せて水気を切る。
  • ゴーヤーの種とワタを取り除いて3〜4mm幅の薄切りにし、塩ふたつまみ(分量外)を加えて揉み込む。
  • フライパンにサラダ油(a)を入れて熱し豆腐の両面を焼き、一旦取り出す。
    ※ フライパンに豆腐の水気が残っている場合は拭き取る。
  • フライパンにサラダ油(b)を入れ熱し豚肉を炒め、肉から脂が出てきたらゴーヤーを加えて炒め合わせる。
  • ゴーヤーの縁に透明感が出るまで炒めたら、塩・削り節・水を加えてひと混ぜし、蓋をして蒸し焼きにする。(30秒程度)
  • 豆腐を戻し入れ、鍋肌からしょうゆを加えて混ぜる。
  • 溶き卵を回し入れ、全体に軽く混ぜて完成。予熱で卵に火を通す。

ポイント

「強火でささっと」がチャンプルーの基本!

火にかけたらささっと一気に仕上げるのが、チャンプルーの基本です。
火加減はなるべく強火が良いですが、フライパンが熱くなりすぎたら調整してください。

豚+鰹=合わさる旨みがチャンプルーの美味しさ。ゴーヤーの苦みが「うまい」に!

ゴーヤーは油でしっかりと炒め、そしてうま味が加わることで、美味しい苦みに変化します。
炒めたお肉から出る脂を、ゴーヤーにまとわせるイメージで炒めていきましょう。

削り節を加えることで更に旨み増し増し。

豚と鰹の組み合わせで沖縄らしい味わいに仕上がります。

【いつもの木綿豆腐が存在感UP!】ひと手間加えて島豆腐風にアレンジ

いつもの木綿豆腐にひと手間加えて、更に美味しいチャンプルーを作ってみませんか?

目指すゴールは、「硬く締まった食感」と「適度な塩味」!

豆腐1丁に2〜3つまみの塩をなじませ、重石をして30分〜1時間置くだけです。

豆腐の豊かな風味が引き立ち、ゴーヤーに負けないくらいに存在感が引き上げられます。

※ キッチンペーパーは途中で取り替えてください。

このレシピを教えてくれたのは…

記事執筆&撮影: 玉城久美子(フードアナリスト/沖縄ライフスタイルアドバイザー)

「沖縄をつなぐ」「地域と人をつなぐ」「人と人をつなぐ」をモットーに、地域のイイモノ・イイコトを食を通じて発信しています。


オリオンビールで乾杯!沖縄のビール&チューハイのお求めは公式通販へ。

オリオンビール商品はもちろん、オリジナルグッズや沖縄県産品も購入できます。ご自宅でもオリオンビールをお楽しみください!

友だち限定のお得な情報も届く♪オリオンビールLINE公式アカウントを友だち追加しよう。
友だち追加