『ソーミンチャンプルー』
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沖縄料理
ランチにもビールのお供にもピッタリなソーミンチャンプルーを食卓の定番メニューにしませんか?
コツをつかめばベーシックなものからオリジナルメニューまで、多彩にアレンジできます。
最初に小ネタをひとつ。
ソーミンチャンプルーという名称で呼ばれることが多いこの料理、実は「ソーミンタシヤー」が正式な料理名(調理法)です。
チャンプルーとは「島豆腐と季節野菜の炒め物」のことを言い、豆腐を使わずシンプルな材料で仕上げる炒め物は「タシヤー」と言います。機会があれば、どこかでこのネタをご披露くださいね。
では、今回はツナと人参入りのソーミンチャンプルー(ソーミンタシヤー)を作っていきましょう!
味付けは、ほぼ塩のみ。シンプルだけれど味わい深く、ふと食べたくなる一品です。
材料(2〜3人分)
- 素麺 200g
- ツナ缶 小1/2缶(30〜40g、オイル漬けのものを使うのがオススメ)
- 塩 小さじ1/2
- サラダ油(a) 小さじ1
- サラダ油(b) 大さじ1
- 鰹だし汁 大さじ2(水でもOK)
- 人参 1/3本(細切りにする)
- 青葱 適量(小口切りにする)
- しょうゆ お好みで少々
作り方
- たっぷりの熱湯に麺を入れ、40秒ほどして再び沸騰してきたらザルに上げる。
- 冷水にさらし、麺を洗ってぬめりを取る。
- ザルに上げて水気をしっかり切ったら、ツナ缶、塩、サラダ油(a)をまぶす。
- フライパンにサラダ油(b)を入れ熱し、細切りにした人参をサッと炒めたら、② の素麺を加える。
同時にだし汁を回しかけ、麺をほぐすように手早く炒める。
- お好みでしょうゆを回し入れ、さっと混ぜる。
小口切りにした青葱を散らして完成。
ポイント
茹でた素麺はしっかり洗う!
麺を茹でたら一気に冷水をかけ、手指で揉みながらしっかり洗いましょう。
ぬめりを取ることで、炒めた時にくっつきにくくなります。
洗って水気を切ったら即、油をからめる!
水気を切って直ぐに油をからめておくことで、炒める時に麺がほぐれやすくなります。
(オイル漬けのツナをおすすめする理由もここにあります)
ツナや塩もこのタイミングで麺にからめておきましょう。時間をかけず手早く炒めるコツです。
フライパンに投入したら一気に仕上げる!
長く炒めると麺がべたつきやすくなるので、よく熱したフライパンで一気に仕上げるのが良いです。「麺を炒める」というよりは「温まったらOK」くらいの感覚で。
麺を投入すると同時にだし汁を加えるのは、麺がほぐれて炒めやすくなるだけではなく、水分の蒸発熱で一気に麺が温まるからです。
【アレンジ】ナンプラー風味でアジアンスタイルに。「海老入りソーミンチャンプルー」
★ 海老入りソーミンチャンプルー ★
ツナの代わりに海老を使ったアレンジバージョンです。
フライパンで海老(お好みの量)と人参を炒めて塩こしょうを少々。基本の作り方同様に調理した素麺を加え、手早く炒め合わせます。仕上げにナンプラー(小さじ1/4)を。
お皿に盛り付けライムまたはレモンをキュッと絞れば、アジアンスタイルのソーミンチャンプルーの完成です。
また、ツナや海老以外では、豚肉を使っても美味しくできます。
更に油をオリーブオイルやごま油に代えたり、葱ではなくニラにしてみたり。
基本のコツを押さえながらオリジナル麺を作って、ビールとともにお楽しみください。
このレシピを教えてくれたのは…
記事執筆&撮影: 玉城久美子(フードアナリスト/沖縄ライフスタイルアドバイザー)
「沖縄をつなぐ」「地域と人をつなぐ」「人と人をつなぐ」をモットーに、地域のイイモノ・イイコトを食を通じて発信しています。
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