沖縄県の“日本一”|納得の南国フルーツから意外な絶品食材まで、全国1位を紹介

日本最南端で、遥か昔から諸外国との交流が盛んだった沖縄は、風土、気候、文化などが全国的に見てとても特徴的です。そのため、ここにしかない珍しいものや、収穫量日本一、消費量全国1位、全国平均第1位…などなど、沖縄にはたくさんの「ナンバーワン」が隠されていること、ご存じでしたか? 今回は沖縄の“日本一”を特集します。

亜熱帯の沖縄には、収穫量日本一のフルーツが盛りだくさん!

パイナップル

酸味と甘さのバランスが絶妙の沖縄県産品「パイナップル」/©OCVB

沖縄本島北部や石垣島などに分布する酸性の赤土が栽培に適しており、収穫量は沖縄が日本一の「パイナップル」。1866年に石垣島沖で座礁したオランダ船から、その苗が川平湾(かびらわん)に漂着し、沖縄に伝来したともいわれています。

近年では、スナックパイン、ピーチパイン、ゴールドバレルなどさまざまな品種が登場していますので、沖縄旅行の際は食べ比べを楽しんでみてください。

【参考記事】
沖縄のパイナップル|国産のほとんどが沖縄産!食べ頃や品種などを紹介

シークヮーサー

小さな実に健康成分がぎっしり詰まった「シークヮーサー」/画像提供:有限会社勝山シークヮーサー

その効能や健康成分がテレビや新聞などで紹介され、近年注目が集まっている「シークヮーサー」は、もちろん沖縄が収穫量日本一!

爽やかな香りと酸味が特徴の沖縄の在来柑橘で、大宜味村(おおぎみそん)、名護市、本部町(もとぶちょう)など沖縄本島北部での生産が盛んです。夏から秋にかけての収穫時期には、沖縄県内でたわわに実る風景を見ることができます。

オリオンビールでも沖縄のシークヮーサーを使った商品が数多くありますので、ぜひ味わってみてください。

【参考記事】
隠された効能に驚き!沖縄県産「シークヮーサー」の魅力とは…?

マンゴー

果汁たっぷりで一度食べたら病みつきのおいしさ

眩しい太陽の下で育った沖縄産の「マンゴー」は、濃厚な甘さと芳醇な香りが特長で、お土産や贈答品としても人気。全国シェアの約54%が沖縄産で、収穫量は全国1位を誇ります。

出荷最盛期となる7月15日は「マンゴーの日」として、県内有数の生産地である豊見城市(とみぐすくし)や宮古島などでPRイベントなども行われます。

【参考記事】
沖縄のマンゴー|収穫量日本一! 美容やダイエットの味方にも

アセロラ

アセロラは果物の中でもビタミンC含有率が豊富!

「アセロラ」の露地栽培の北限とされる沖縄県は全国シェア約100%を占め、収穫量全国1位。沖縄本島の本部町、今帰仁村(なきじんそん)、糸満市、石垣島などで栽培が行われています。

アセロラは果皮が薄く傷みやすいため県外にはほとんど出荷されませんが、旬の5~11月頃には、県内の道の駅やファーマーズマーケットに並びます。

【参考記事】
沖縄は生産量日本一!小さな赤い宝石「アセロラ」の魅力を紹介

ほかにも、ドラゴンフルーツ、アテモヤ、スタフルーツ、グァバなども沖縄県は収穫量日本一を誇ります。亜熱帯気候に属し、1年を通して温暖な気候の沖縄は、まさにフルーツ王国! 旅行で見掛けた際にはぜひ、多彩な沖縄のフルーツを味わってみてください。

【参考記事】
見て味わって南国気分!沖縄のレアなフルーツ・果物を紹介

チャンプルーに欠かせない“あの”野菜も収穫量日本一!

ゴーヤー

家庭菜園向けの野菜としても人気が高い「ゴーヤー」©OCVB

古くから沖縄の人々に食され、沖縄が舞台のドラマや情報番組などをきっかけに全国的に知られるようになった「ゴーヤー」。沖縄料理のチャンプルーには欠かせない野菜で収穫量はもちろん沖縄が日本一。

程よい苦みと歯応えがあり、「ニガウリ」とも呼ばれます。ビタミンC、カロテン、カリウムなど栄養素が豊富で美容効果や健康増進が期待できる野菜です。

【参考記事】
沖縄の島野菜代表「ゴーヤー」の基本情報。育て方からレシピまで

食卓に並ぶ人気の海産物も沖縄が日本一の生産地!

クルマエビ(養殖)

沖縄は20年以上にわたり養殖クルマエビの収穫量日本一を記録しています/画像提供:沖縄県車海老漁業協同組合

天ぷら、フライ、塩焼きなど、レシピが豊富で幅広い年齢層に好まれる「クルマエビ」は沖縄県内での養殖がとても盛んなことご存知でしたか? 全国シェアの3割以上を占め、収獲量日本一! 沖縄の海で育ったクルマエビは、そのおいしさもトップクラスです。

【参考記事】
生産量日本一&味もトップクラス!|沖縄県産「車海老」

もずく(養殖)

普段何気なく食べている「モズク」は高確率で沖縄産のはず!?/©OCVB

酢の物やスープにしたり、沖縄では天ぷらにして食べることも多い「モズク」。低カロリーでミネラルや食物繊維が豊富なことから健康食として人気の食材ですが、店頭に並ぶ商品のほとんどに”沖縄産”の表記があるのではないでしょうか。

それもそのはず、「モズク」の養殖生産量は沖縄が全国シェアの99%以上を占め、断トツの日本一! 沖縄の温かく美しい海が生き生きとした「モズク」を育ててくれています。

【参考記事】
日本の食卓を席巻!? 沖縄の「モズク」

まだまだあります! 沖縄の「日本一」コンテンツ

沖縄は「かつお節」消費量が全国トップ!

沖縄県内には「かつお節」の専門店も!

沖縄県内では本島北部の本部町や宮古島の伊良部などでかつおの水揚げを行っていますが、漁獲量は全国的にも多くはありません。

ですが、沖縄は「かつお節」の消費量が全国平均の約5倍と、他県と比べても群を抜いていて、毎年のように全国1位に輝いています(出典:総務省家計調査※2014~2018年の平均値)。

ゴーヤチャンプルーには「かつお節」をたっぷりのせてどうぞ!

独自の食文化が根ざし、琉球王朝時代から薬膳志向が強い沖縄では、素材のうまみを生かした料理が多く、「かつお節」は沖縄料理に欠かせない食材。沖縄そば、チャンプルー、さまざまな汁物など、食卓でも頻繁に使われることが消費量全国1位の要因でもあるようです。

【レシピをチェック!】
体に染みわたるかつおの味わい…手軽にできる汁物「かちゅー湯」

日本一人口が多い村「読谷村」には日本一大きな「シーサー」が!

2014年に人口日本一の村となった読谷村/©読谷村

全国で少子高齢化が進む中、人口の増加が続いているのが沖縄県です。中でも沖縄本島中部に位置する「読谷村(よみたんそん)」は、人口が約42,000人(2022年10月末現在)で村としては全国1位を誇ります。

さらに、村として全国3位の人口を誇るのは中城村(なかぐすくそん)、隣接する北中城村(きたなかぐすくそん)も全国5位と続き、沖縄には賑やかな村が多いようです。

読谷村「残波岬いこいの広場」にある日本一大きな「残波大獅子」/©読谷村

また、読谷村には高さ8.75m、長さ7.8mの日本一大きなシーサー「残波大獅子」もあります。見上げる大きさの巨大シーサーは圧巻ですので、沖縄旅行の際はぜひ足を運んでみてください。

【参考記事】
沖縄有数の絶景スポット「残波岬」 公園、ビーチ、夕日などの見どころを紹介

無料で渡ることができる日本一長い橋「伊良部大橋」

宮古島の「伊良部大橋」は全長が3,540mあり、無料で渡ることができる橋としては日本一の長さを誇ります。車、バイク、自転車、徒歩での通行が可能で、ドライブコースとしてもおすすめです。“宮古ブルー”と呼ばれる青い海の上を走り抜ける爽快感をぜひ味わってみてください。

【参考記事】
宮古島周辺の島々へ。橋でアクセスできる宮古諸島めぐり

沖縄美(ちゅ)ら海水族館」は来館者数日本一!

日本一はもちろん、世界的な記録も持つ「沖縄美ら海水族館」

2022年11月に開館20周年を迎えた、沖縄県内屈指の人気観光スポット「沖縄美ら海水族館」は、年間約300万人以上が訪れる日本一来館者数の多い水族館(2019年データ)で、2019年3月には入館者数が5,000万人に達しました(『月刊レジャー産業資料』9月号(NO.648)特集「レジャー施設 集客ランキング2020」)。

1995年3月から飼育されているジンベエザメは世界最長飼育記録を更新中で、ジャイアントマンタ・ナンヨウマンタ・ブラックマンタ・ヒメイトマキエイなどのイトマキエイ類を同時に観察できる水族館は世界でも「沖縄美ら海水族館」だけ。ナンヨウマンタの世界初の繁殖にも成功していて、世界的な記録も保持している水族館です。

グルメ、観光地、特産品など数々の「日本一」が隠れている沖縄。ここで紹介しきれなかった「日本一」がほかにもたくさんありますので、ぜひチェックして、次の旅行では「沖縄の日本一」を巡る旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

参考サイト:農林水産省「農林水産統計情報」、 総務省:家計調査果物情報サイト 果物ナビ野菜情報サイト 野菜ナビ都道府県別統計とランキングで見る県民性

オリオンビール公式通販で、ご自宅でも沖縄を味わいませんか?

オリオンビール公式通販では、沖縄県外では手に入りにくいオリオン商品はもちろんオリジナルグッズや、泡盛をはじめとする沖縄県産品も取り扱い。8,000円以上のまとめ買いで、全国どこでも送料無料です。

友だち限定のお得な情報も届く♪オリオンビールLINE公式アカウントを友だち追加しよう。
友だち追加