南国・沖縄のフルーツといえばパイナップル、マンゴー、パパイヤなどをイメージする人も多いと思いますが、「パッションフルーツ」も人気フルーツの一つです。
毎年、6〜8月に旬を迎えるパッションフルーツは、爽やかでありながら香り豊か。ゼリー状の果実をそのままスプーンですくって食べたり、裏ごししてゼリーやシャーベットの材料にしたり、シロップを作ってジュースやカクテルに加えたりなど楽しみ方はいろいろです。
酸味と香りが特徴。夏場に旬を迎えるパッションフルーツ
パッションフルーツはトケイソウ科でつる性の多年草植物です。原産地はブラジルですが、現在では熱帯地区、亜熱帯地区の広範囲で栽培されています。日本には江戸時代ごろに観賞用として入ってきたといわれ、沖縄では糸満市や恩納村(おんなそん)で栽培が盛んに行われており、2月ごろから生産され、6月から8月に旬を迎えます。
パッションフルーツの食べ頃は? 酸っぱいのが苦手な方は追熟がおすすめ
果実の大きさは10cmほどで楕円形。ツルっとした表皮で黄色と紫色の2種類があります。色の種類によって大きな違いはないものの、黄色種のほうが少しだけ酸っぱいといわれています。
そのまま生で食べる時は半分に切って、スプーンなどでゼリー状の果肉と種を一緒にすくいます。種を噛まずにそのまま食べると、爽やかな甘酸っぱさが口の中いっぱいに広がり芳醇な香りが鼻を抜けていきます。
酸味が少し苦手という方は、常温で追熟させることで酸味が抑えられます。追熟が進むとツルツルだった表皮にシワが出て、でこぼこした状態になります。その状態までくると酸味がなくなり、甘味が強くなってきた証しなので、酸味が苦手な人には追熟がおすすめです。
パッションフルーツ=情熱の果物?
南国原産のフルーツであるということで、イメージからパッションとは情熱といった部分から名前が付いたのかと思われることが多いですが、実は違った意味を持ちます。
「パッション」はキリストの受難を意味しており、16世紀に南米に布教で訪れた宣教師が、自生していたこの花の形を見て、十字架にかけられたイエスキリストの姿をしていると思い、布教活動に使用されたことが元とされています。
また、日本では十字架ではなく時計に見えたので、和名で「果物時計草(くだものとけいそう)」と呼ばれています。
βカロテンが豊富でアンチエイジングに
パッションフルーツの果肉にはβカロテンが豊富に含まれていて、美容に良いといわれています。
βカロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や目など粘膜の健康を保つほか、抗酸化作用でアンチエイジングにも効果があるとされています。カリウムも多く含まれているので風邪、高血圧、心筋梗塞などの予防効果も期待されています。
他にも、ビタミンB6やビタミンC、赤血球の生産を助ける効果のある葉酸なども含まれており、美容・健康の維持に一役買ってくれる果物です。
WATTAを使ったアレンジレシピを紹介
オリオンビールでも、パッションフルーツ果汁を使用したチューハイ「WATTA パッションフルーツ」がラインナップされています。パッションフルーツ特有の爽やかな甘酸っぱさが感じられ、すっきりと飲みやすい人気の商品です。
また、好みの濃さや割り方などアレンジができる紙パックタイプの「WATTA パッションフルーツサワー」も発売中です。過去のオリオンストーリーの記事や公式HPでは「WATTA パッションフルーツサワー」を使ったアレンジレシピも紹介しているので参考にしてみてください。
参考記事:グラウラーを使ったアレンジレシピを紹介/WATTAシェイク、WATTAサワーアレンジレシピ
旬の時期に味わうパッションフルーツはもちろん、「WATTA パッションフルーツ」で、爽やかな甘酸っぱさを堪能して南国気分を味わってみてください。
参考サイト:JAおきなわ、旬の食材百科、おきなわ物語Okinawa食材図鑑、果物ナビ、みんなの趣味の園芸
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