2022年は沖縄本土復帰50周年！さまざまな記念商品が登場

2022年5月15日（日）、沖縄県は本土に復帰して50年の節目を迎えます。この50周年を記念して、県内外でさまざまなイベントが行われますが、それと並行して、記念商品も数多く販売されます。

今回は、復帰50周年記念のさまざまな特別商品を紹介します。

「一万円金貨幣」「千円銀貨幣」

まずは記念硬貨の紹介です。発行される硬貨は、「一万円金貨幣」（販売価格153,000円、税込）と「千円銀貨幣」（販売価格11,700円、税込）の2種類。「一万円金貨幣」の表は「首里城正殿と琉球舞踊『四つ竹（ゆちだき）』」と題し、遺構が世界遺産に登録されている首里城正殿と、琉装で踊る女性がかたどられ、裏面は沖縄の伝統工芸の一つ・紅型（びんがた）の紋様と「沖縄復帰五十年」の文字が刻まれています。

一方、「千円銀貨幣」は「『首里城正殿とノグチゲラ（県鳥）とデイゴ（県花）』」と題して、首里城正殿と共に、沖縄県の県鳥「ノグチゲラ」と、県花「デイゴ」がデザインされました。こちらも裏面は紅型のデザインが施されています。

申し込みは、沖縄が本土に復帰した日である2022 年5 月15 日から3 週間程度を予定していて、「一万円金貨幣」は20,000枚、「千円銀貨幣」は50,000枚発行されます。

参考サイト：「財務省」公式サイト

84円郵便切手シート

記念切手の発売も決定しています。シール式の84円郵便切手シートで、5種類の絵柄が2枚ずつ計10枚つづられています。

絵柄は、沖縄の色とりどりの魚、ゴーヤー、エイサー太鼓、獅子舞、首里城正殿、ヤンバルクイナ、ジンベエザメなど、沖縄を象徴するさまざまなものが、紅型をイメージしたイラストで描かれています。

こちらは5月13日（金）に840円（税込）で発行予定です。

参考サイト：「日本郵便株式会社」公式サイト

多良川酒造「本土復帰50周年記念の酒」

沖縄の特産品の一つ・泡盛も記念ボトルが発売されています。発売した蔵元は、宮古島の多良川酒造で、商品名はずばり「本土復帰50周年記念の酒」です。

宮古島産の原生酵母・MY17株酵母を使用した古酒「無垢」と新酒を、納得のいく割合でブレンド。通常よりも香味成分を残した簡易ろ過にて仕上げて、瓶熟成古酒にしたときに香りがより華やかになるように調整しています。

ラベルは、沖縄県内のグラビア雑誌「オキナワグラフ」とコラボして、本土復帰当時の写真をコラージュした仕上がりになっていて、瓶全体を包む包装紙にも同じデザインが施されています。

アルコール度数は43度で、ロックやストレートでも味わい深い飲み口になっているので、ぜひ味わってみてください。

オリジナル泡盛「銀河（ティンガーラ）」

泡盛をもう1本紹介します。県内外で沖縄県産品を販売する「わしたショップ」を展開する沖縄県物産公社は、2022年5月、オリジナル泡盛「銀河（ティンガーラ）」を発売しました。

「銀河（ティンガーラ）」は、2002年、沖縄の日本復帰30周年を記念して、北部地区（伊是名酒造所）、中部地区（石川酒造場）、南部地区（瑞泉酒造、忠孝酒造）、離島地区（久米島の久米仙）、先島地区（入波平酒造所）の県内６酒造所で製造された泡盛です。当時から定温で貯蔵され、2022年5月で20年古酒となります。

本土復帰50年を記念して、20年古酒と記念品付のセットを発売（セットの分の予約受付は終了し、5月中旬から発送予定）。こちらのセットは1本1,800mlの６本が入り、記念品が付いて価格は70,000円。酒器は琉球城焼、琉球ガラス、琉球錫器から選べます。500セット限定です。

1本売りの「銀河（ティンガーラ）」（16,500円）は予約なく購入できますので、堪能してみてください。

ブルーシール「ライムシャーベット」「レインボーシャーベット」

ブルーシールの「ライムシャーベット」と「レインボーシャーベット」（パッケージでの販売はありません）

そして、沖縄のアイスクリーム・ブルーシールでも、限定商品が発売されます。「50年」に絡めて、今から50年前にブルーシールで販売されていた「ライムシャーベット」と「レインボーシャーベット」が“復刻フレーバー”として再登場。「どこか懐かしい味わいを、多くのお客様に味わっていただきたい」という気持ちで開発されたそうです。