食器やグラスは日常を彩る大切なアイテム。皆さんはどんなものがお気に入りですか?
沖縄好きの方や工芸品好きの方にぜひオススメしたいのが、「琉球ガラス」のある食卓です。
ぽってりとした形状や鮮やかな色合い。気泡が混じったやさしい風合いなど、琉球ガラスは日常の中にほっこりとした安らぎを感じさせてくれます。
再生ガラスによって作られてきたという歴史もあり、モノを大切に扱う心を思い起こさせてくれることも嬉しいポイント。
人々の工夫から生まれた、沖縄ならではの工芸品
琉球ガラス誕生の背景は、実はそんなに昔ではなく、戦後の1950年代終わり頃。当時、沖縄に駐在していたアメリカ軍兵や家族からガラス製品の注文があったことがきっかけでした。
当時は原料が不足していたため、アメリカ軍の施設から廃棄されたコカ・コーラやアルコールなどの空き瓶を再生してガラス生産がスタートしていくことになります。沖縄の歴史、そして当時の人々の創意工夫から生まれた、地域に根差した民芸品なんです。
ダイニングに並べたくなる、ポッテリとしたかわいいフォルム
再生してつくられるエコな琉球ガラスですが、丸みを帯びた形と、その厚さから伝わってくる温かみが特長として知られています。
琉球ガラスは職人が吹き竿を使って息を吹き込んで膨らませることによって形を整えていくため、ポッテリとした丸っこいフォルムになります。これがまた、何ともいえないかわいさですよね。
ダイニングテーブルに琉球ガラスが並んでいると、なんだかほっこりした気分になる。そんな不思議な魅力を持っています。
“オンリーワン”が最大の魅力。お気に入りを長く使いたい
もう一つ大きな特長は、“唯一無二”ということ! 大規模に造られる工業製品とは異なり、職人の手で作られる琉球ガラスは、色合いや気泡の入り方が異なり一つ一つ違う顔。自分だけの琉球ガラスなんだって思うと、なおさらかわいく見えてきます。
琉球ガラスで特に出すのが難しいといわれているのが「赤色」だそうです。お土産品店で並ぶ琉球ガラスの中で、赤色の価格が高いのを見つけたことありませんか? これには理由があって、赤色に発色させるためには、特別な熱処理を加えなければいけないのです。工程が増えることで、より手間暇をかけているんです。
この他にも色味が何層にもなっていたり、気泡の入り方やグラスの柄が異なっていたり…、琉球ガラスは職人さん一人ひとりのセンスや創意工夫がいかんなく発揮された一点ものがたくさん。
モデルチェンジされることも多いので、お気に入りのものを見つけたらゲットするのがおすすめです。
ほっこりした気分で過ごすひとときに、琉球ガラスを普段使いに取り入れてみませんか?
琉球ガラスで、オリオンビールを楽しんで。
人気の伝統工芸品「琉球ガラス」の通販・お取り寄せ。オリオンビール公式通販では、沖縄の文化に触れながらビールを味わえるアイテムとして、沖縄県内の各工房とのコラボ作品等を取り扱っています。