沖縄の釣り｜釣れる魚や人気ポイントなど初心者も楽しむ方法を徹底解説！

沖縄の美しい海を存分に体感できるアクティビティの定番といえば、沖縄での釣り。暖かい南の海だからこそ大物が狙え、初心者でもその面白さが味わえるのも魅力です。釣った魚をお好みで調理して、オリオンビールと一緒に味わう、、、というのも最高にぜいたくな沖縄の楽しみ方ですよね。

今回は、沖縄ならではの釣りや沖縄で釣れる魚、人気のポイントなどについて教えてもらうべく、沖縄の老舗釣具店・シーランドに取材を敢行！　この記事を読んで、ぜひ沖縄の釣りを楽しんでくださいね。

沖縄の釣りにおすすめのシーズンは9～12月

沖縄の釣りに最適なのは、春先や秋口。特に9〜12月が良いシーズンといわれています。2大人気ターゲットともいわれるカーエー（和名：ゴマアイゴ）やタマン（和名：ハマフエフキ）釣りもこの時期が狙い目。また、9～10月なら残波岬や真栄田岬（まえだみさき）でマンビカー（シイラ）が釣れます。磯からでも10kgほどのものが釣れるので、こちらも人気があるそうです。

沖縄で12〜3月にかけて海の水温が下がる時期にだけ釣れるのが、尾長グレです。また、この時期水深のある場所ならガラサミーバイ（イシガキダイ）も釣り頃。こちらはウニやカニを使って釣ります。

春から夏にかけてはタマン、カーエー釣りがシーズンに入ってきます。ガーラ（和名：ロウニンアジ【GT】）もこの時期よく釣れるそうです。4～10月は沖縄県の県魚でもあるグルクンを釣ることもできます。

沖縄で人気の２大ターゲットとは？

沖縄で人気の2大ターゲットは、前述したカーエーとタマンです。カーエーは磯からウキ釣りで釣りますが、引きも強く、初心者が狙うのは少し難しいかもしれません。そのため、この釣りを極めたいという人が腕を競い合っています。一方、タマンは投げ釣りで年中釣ることができます。初心者でも簡単に50cmほどで2～3kgのタマンが釣れることもあるので人気が高いようです。

沖縄に来たら一度は体験したいパヤオのマグロ釣り

沖縄の船釣りで最も人気が高いのがマグロ釣り。4月頃から行けるようになり、パヤオで釣るのが一番確実といわれています。

パヤオとは浮き魚礁のことで、沖縄近海の水深1,000～2,000ｍの場所に設置されています。海の中に鎖のネットのようなものが沈めてあり、そこに付着する微生物を食べに集まって来る小魚を追い掛けてマグロやカツオ、ツムブリ、カジキなどがやって来ます。

パヤオは漁師が漁をするために設置しているものですが、船をチャーターすれば漁師がポイントに連れていってくれます。パヤオまでは船で最低でも2時間くらいかかります。また、船には多くて8人ほどが乗船できますが、乗り合いはできません。チャーター代金は10万円ほどになりますが、ほかの地域と比べると安価。シーランドでも準備や船の手配を行ってくれますので、希望者はお問い合せを。

手軽に行ける沖釣りツアーは初心者にもおすすめ！

沖縄の美しい海を眺めながら楽しめる沖釣りツアーに参加してみよう／写真提供：シーランド

釣り初心者は沖縄本島から行ける沖釣りツアーがおすすめです。値段も格安で、シーランドの半日ツアー（所要時間4時間）だと1人5,800円（2022年9月現在）。竿やエサ、リール、船賃や保険代などが込みなのでかなりお得ですし、手ぶらで参加できます。船長が釣れるスポットへ連れて行ってくれるので、初めてでも釣れる可能性がかなり高いのも魅力的です。詳細はウェブで確認を。

沖縄本島で一番人気の釣りスポットはどこ？

沖縄本島で一番人気の釣りスポットは「那覇一文字」。那覇の漁港からも見える沖の堤防で、周辺の水深が深く、尾長グレやガラサミーバイ（イシガキダイ）なども釣ることができます。船でないとアクセスできませんので、行ってみたいという人は港や釣具店などに確認を。シーランドでも希望者には渡船会社を紹介しています。ただし、那覇一文字にはトイレなどの施設はありませんのでご注意ください。