これは、どこの島? 空から眺める「沖縄空旅」を楽しもう!

見晴らしのいい展望台や、橋、岬など絶景スポットが点在する沖縄ですが、いつもと少し角度を変えて上空から眺める「沖縄空旅」を楽しんでみませんか。

飛行機から一度訪れた場所が見えると思わずテンションが上がってしまう(飛行機に乗る機会が少なりつつある今日この頃ですが…)! そんな気分を味わえる空撮画像と共に、沖縄本島周辺の島の魅力を紹介します。

150mの橋を渡れば到着! 魚がおいしい「奧武島」

沖合にはダイビングスポットも点在。島からはグラスボートも運航しています/©OCVB

那覇空港から車で約40分、沖縄本島南部、南城市に位置する「奧武島(おうじま)」。沖縄本島とは150m程しか離れておらず、地上からだと離島であることが分かりにくいのですが、上空から見ると短い橋でつながっていることが分かります。

奧武島の夏の風物詩、トビイカの天日干し/©OCVB

周囲約1.7kmの小さな島ですが漁業が盛んで、島内には新鮮な海産物が並ぶ鮮魚店や手頃な価格で海の幸を味わえる食堂が並びます。

島の名物はあちこーこーの天ぷら/©OCVB

中でも島の名物として知られる「天ぷら」は特に人気で、休日には遠方からも人が訪れ、行列ができるほど。天気のいい日には海を眺めながら天ぷらを味わう人の姿も見られます。

アクセス:那覇空港から車で約40分

橋を渡れば透明度抜群の海がすぐそこに…「瀬底島」

島内にはビーチ、カフェ、ホテルと見どころ満載/©OCVB

沖縄本島北部、本部町(もとぶちょう)に位置する周囲約8kmの「瀬底島」。1985年に全長762mの瀬底大橋が開通し、沖縄本島とつながりました。島内には、海水浴場をはじめ、大型リゾートホテル、落ち着いた雰囲気のカフェもあり、南国気分をたっぷり味わえる島です。

透明度抜群の「瀬底ビーチ」/©OCVB

島の一番の見どころは、白い砂浜と真っ青な海が広がる「瀬底ビーチ」。透明度の高い海に車で手軽に行けることから、沖縄県内でも人気が高く、夏場は多くの海水浴客で賑わいを見せます。ビーチからは伊江島や水納島(みんなじま)を望み、ここから見る夕日もまた格別です。

アクセス:那覇空港から車で約1時間30分(沖縄自動車道利用)

一直線の橋とまん丸の島が目印「古宇利島」

絶景が楽しめる「古宇利島」は沖縄県内でも人気の観光スポット/©OCVB

沖縄本島北部、本部半島の北東部に位置する周囲約8kmの「古宇利島(こうりじま)」。上空からの目印は、青い海に囲まれたまん丸の島と、そこから一直線に延びる「古宇利大橋」です。

青い海の上を一直線に延びる「古宇利大橋」/©OCVB

全長約1.9kmの「古宇利大橋」は、2005年に開通。通行無料の橋としては宮古島の伊良部大橋に次いで沖縄県内で2番目の長さを誇ります。島全体はエメラルドグリーンの海に囲まれ、島内には「古宇利大橋」をはじめ「古宇利オーシャンタワー」など絶景が楽しめる施設も点在しています。

CMでも話題となった「ハート岩(ハートロック)」

また、島にはアダムとイヴに似た人類発祥の伝説が残り「恋島(くいじま)」としても知られています。島の北側には2つの岩を一つに重ねるとハート型にみえるハート岩(ハートロック)もあり、恋愛成就を願って足を運ぶ人の姿も多く見られます。

アクセス:那覇空港から車で約1時間30分(沖縄自動車道利用)

沖縄ならではの自然と文化に触れられる「久米島」

「久米島」は”琉球で最も美しい”を意味する「球美の島」の別名を持っています/©OCVB

那覇市の西方約100kmの東シナ海に位置し、総面積は63.21平方kmと、沖縄の離島としては5番目に大きい「久米島」。島の東の沖合には、全長7kmに及ぶサンゴ砂だけの島「ハテの浜」が浮かんでいるのが特徴です。琉球王朝時代には島の美しさを称え、別名「球美(くみ)の島」とも呼ばれていました。

青い海と白い砂浜がどこまでも続く「ハテの浜」/©OCVB

久米島は島全体が県立自然公園に指定されていて、島内には国指定天然記念物で樹齢250年余の琉球松「五枝の松」や奇岩群の「畳石」、日本の渚百選に選ばれた「イーフビーチ」など、豊かな自然に触れられるスポットも多数。

亀の甲羅のように見えることから「亀甲岩」とも呼ばれる国指定天然記念物の「畳石」/©OCVB

また、日本の紬の発祥地ともされており、「久米島紬の里ユイマ-ル館」では500年余りの伝統を持つ久米島紬の織り子たちの作業が見学でき、糸紡ぎや染め、機織りなどを実際に体験することもできます。

日本の紬絣(つむぎがすり)技法は久米島紬を起点に本土に広まったといわれています/©OCVB

アクセス:那覇空港から飛行機利用で約30分、那覇泊港からフェリーで約3時間

映画のロケ地としても人気「粟国島」

崖の高さが数10mに及ぶダイナミックな景観も見られる「粟国島」/©OCVB

那覇市の北西約60kmに位置する粟国島(あぐにじま)。周囲は約12kmと決して大きくはありませんが、数百万年前の火山活動による堆積物によってできた島のため、その痕跡が残るダイナミックな造形や独特の景観を上空からも見ることができます。

粟国島は塩の名産地としても名高い/©OCVB

島は『ナビィの恋』や『洗骨』など映画の舞台としても知られ、集落にはフクギの防風林や、石垣に囲まれた赤瓦の民家など、沖縄の原風景が今なお残り、その景色は映画の中でも紹介されています。

また、塩田式タワーから落ちる海水を風や太陽熱で濃縮し、その後、温室や平釜で結晶させて作る「粟國の塩」は島の特産品として全国的にも人気があります。

アクセス:那覇泊港からフェリーで約2時間

古き良き沖縄の原風景が残る「渡名喜島」

集落部分を境に2つに分かれていたとされる「渡名喜島」/©OCVB

那覇の北西の約58km、北に粟国島、西に久米島と、沖縄本島と周辺離島の中心に位置し、三日月型をした周囲12.5kmの「渡名喜島(となきじま)」。南北2つの島の間に砂が堆積し、一つになったといわれており、北部と南部で地形が大きく異なります。

北部は緩やかな丘陵地帯、南部は石灰岩が露出した山岳地帯、その間に集落を形成。集落のある島の中央部は東の海岸から西の海岸まで約600mと短く、珍しい地層やダイナミックな風景が見られることもポイントです。

沖縄の原風景が島のあちこちに残っています/©OCVB

また、もう一つの島の魅力は、ゆったりと流れる島時間。コンビニや商業施設もなく、都会の喧騒を忘れて過ごすことができます。集落には赤瓦の民家、白砂の道、ふくぎ並木という沖縄の原風景が残り、2000年には、島全域が「国指定・重要伝統的建造物群保存地区」として選定されました。

集落内の白砂の道がやさいしい灯に照らされ幻想的!/©OCVB

日が沈むと集落の道にはフットライトが灯り、柔らかな光が白砂の道や石垣を照らします。昼とは違う幻想的な雰囲気は、泊まった人だけが味わえる特権。訪れた際は、宿泊して昼と夜それぞれの島の表情を楽しんでみてください。

アクセス:那覇泊港からフェリーで約1時間45分〜約2時間15分

「沖縄空旅」いかがでしたか? 一度は訪れたことがある島でも、空からは雰囲気が違って見えたり、まだ知らない場所を見つけたりと新しい発見があるのではないでしょうか。ぜひ、次の沖縄旅行の参考にしてみてください。

参考サイト:知・旅・住 離島総合情報サイト「沖縄のしまじま」沖縄観光情報WEBサイト「おきなわ物語」本部町観光協会らしいね南城市


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