トライラボ代表 照屋健太郎さんに聞く、沖縄のクリエイティブシーンへの想い(後半)|#オキナワッタインタビューvol.1

インスタグラムメディア「オキナワッタ」では、沖縄の魅力を発信するチューハイブランド「WATTA」にまつわるストーリーや、沖縄の新しい魅力、活躍する人物などを紹介しています。

そんなオキナワッタがお送りする、インタビュー企画🗣💬

「オキナワッタ」の中の人、MANARiNが、沖縄で活躍する面白くて素敵な方々にインタビューしてご紹介していきますので、ぜひお楽しみくださいっ♩

照屋健太郎さんのインタビュー(後半)!

>>前編はこちら

今、沖縄で注目しているモノ・コト。

株式会社トライラボ代表の照屋健太郎さん。

MANARiN ※以下 M沖縄で今気になっていたり、面白そうだなって感じているモノ、コトとか!興味あるものはありますか?

照屋さん)自分に関わってることしか気になってないから、何ていうんだろうな…。

これまた、自分のリバティーフォースの話になっちゃうんですけど、リバティーフォース展を開催する時に、「自分たちの力で好きなことやろう!」っていうメッセージを込めたんです。

それは、社会にそういう雰囲気を作りたいからで、そのメッセージを届ける手段はなんでも良くて、(リバティーフォースの)ステッカーを作って携帯に貼ってくれたりとか、バンダナ使ってくれたりして、「これなんなの?」って会話が生まれてきっかけになることもあるだろうし…。

まあ、自分が洋服好きだから、Tシャツとかタンクトップとか靴下とか作ったりするけど、例えば「リバティーフォース沖縄そば」とかってのも、どこかとコラボしてメニューとして作れると思うし、今はやっぱりアートも好きだし、アートもリバティーフォースと何か×アートでやろうと思ってるし、いま曲も作ろうと思ってるんですよ!

リバティーフォースで音楽レーベル作って、リバティーフォースレコードみたいな感じで、僕の友達のトラックメーカーとか、そういう人たちと何か一緒に作ろう〜って動いてます。やっぱりみんな僕が話をしたら、「あ、いいね!じゃあ作ろう!」って、二つ返事でそんな感じだから…。笑

それが今、面白いなって、自分のことだけど、思ってることです!

M)でもそれ照屋さんだからですね!

照屋さん)いやいや、でもほんとに思うんですよ!こういう雰囲気ってやっぱ沖縄にはあるし、今の若い世代は特にあるから、やっぱりミュージシャンとか音楽に関わっている人も僕と同じような気持ちがあって、やっぱりみんな思ってるんだな〜って感じる。

そこが、沖縄にいて面白いなって感じてるところです。

僕のレーベルに所属っていうよりは、企画でいろんな人の作ったものが、僕のレーベルの中にあるみたいな、そういうのが作りたくて、今沖縄で楽しいなと思っていることです。

M)音楽、いいですよね〜。この曲聞いたらあの時思い出す!みたいなのあるじゃないですか!

照屋さん)時代とリンクしますもんね〜!まなりんさんは歌わないんですか?笑

M)私は歌わないです(笑)でも歌うのは好きです。なので、車の中はいつでもカラオケBOXです!笑

人に出会う運。

M)でも照屋さん、ホントに人脈広いですよね〜!

照屋さん)20代の時、僕が20代の10年間はホントに、東京で自分が一番「人に会う」ってことのために、いろんな場所に行くために、お金と時間を投資してた。って自分が思ってるぐらい、それぐらいもう、なんだろう、毎晩家に夜中3時とか4時とかに帰って、「今日あの人に名刺渡せた!」とか、「あの人と乾杯できた!」とか、「握手できた!」とか。「写真撮れた!」みたいなのが、ヤッター!っていう感じでいつも家に帰ってたんですよ。

だからもうその時の彼女も、毎晩言ってるやん。みたいな(笑)「今回のはホントにやばいんだって!」って言うのの繰り返しの毎日でした。

あとは僕、人に会う運があると思います。何が人と違うかっていうと、自分って何かが作れる人じゃないけど、何かをやりたいなって思う時に、作れる人が周りにいて、出会えるんですよ。その運だけが強い。

M)へぇ〜!そうだったんですね!でも運も才能ですもんね、そういうところで言うと!

照屋さん)うちの親が、幼稚園小学校の頃から、あなたは凄い人に恵まれてるね!って言ってました。僕転校して小学校4つ行ってるんですけど、毎回担任の先生すごい良い人にあたるし、友達もすごい良い人に恵まれるってよく言われてたんですよ、ずっと、学生時代から。それはなんか、親バカだな〜じゃないけど、過保護な感じなのかな〜って思ってたけど、社会に出てからは「ホントにそう言う才能あるのかも。」って思って…そうそう。今でもヒシヒシと実感してます。笑

照屋さんと奥様のワカコさん、娘の日夕佳ちゃん。

M)でも人との繋がりってホントに大切ですよね。

あと、照屋さん、普段でも人との付き合いも丁寧にされてるなぁってSNSで見てて感じます。さすがですね!

沖縄って、沖縄の人ってだけで注目されやすいところあるじゃないですか。でもそれがいい方向に進むか、悪い方向に進むか、って言うのは、その人次第で、自分も内地の友達ができて、沖縄の歴史とか文化とか、今の沖縄の現状とか聞かれた時に、ちょっと、ここはよく分からないなってところがあったりとか。自分が自分で住んでる場所をしっかり理解していないと、紹介したり説明したり魅力発信してるって言えないし、とか思って。。

自分をきっかけに沖縄を知って、「次行くね!」って言ってもらえた時に、今自分が誰かを一人沖縄に繋げられたぞ!じゃないですけど、嬉しかったんですよね。そう言う意味でも、こういう沖縄の架け橋みたいな、そういう存在になりたいな、みたいなのはあって、その中で私が目標とする人の中に、照屋さんもいて。人付き合いをとても大切にしていたりとか、周りに対する気遣いとか、自分だけじゃない思いやりみたいなものを、側にいなくても見えると言うか、感じると言うか、、勉強になってます!!笑

照屋さん)全然できてないけどな〜!笑

M)社員の方からも、働きやすい環境とか、フレンドリーと言うか、家族みたいに一緒にみんなで働けているのが好きとか、そう言う話を聞くから余計に、いい会社なんだな〜って思います。

お家でみんなでよく集まって、ご飯食べたりゲームしたりして遊んでましたよね、すごい楽しそうでした〜!

照屋さん)でも今コロナでそう言うのもできなくなっちゃって、だから今もう日を分けて、少人数で外でバーベキューとかしようかなって考えてます。家でやってたけど。。みんなあれ楽しかったみたいで、、

M)ホントに家族みたいにワイワイしてましたよね!いい環境だな〜って見てました!笑

店舗もどんどん増えてますよね!ここ(国際通り店)もですけど、去年とか、またMILKFED.増えるの?!すごい!みたいな(笑)

照屋さん)でも去年ホントに増やしておいてよかったな、って思って。あれが1年ずれて今年だったら、もう本当に最悪だったから、、去年あれだけいろんなことやっておいてホントによかった。

M)そうですよね〜!相当忙しかったんじゃないですか?去年。

照屋さんと奥様のワカコさん。XLARGE那覇店前にて。 

照屋さん)パウワウが昨年12月に終わって、ライカムが初売りで、1月1日からバーゲンだから、バーゲンが終わった時に、「やばい、2020年なにも考えてなかった!」ってなって、去年を振り返った時に、「リバティーフォース展やったから、そのメッセージだけでも残してやっていった方が良いかもな〜」ってなって、今、ブランドというよりも、マークみたいな、僕の考え方のシンボルというか、エコマークみたいな。僕がファッションやってるから、ブランドっていうと、こう、ね、毎シーズン服を出して〜とか、「服」って感じに縛られちゃうイメージがあるから、「僕の考え方のシンボルマーク」って言う捉え方で広げていきたいなって。

だから、リバティーフォースっていう考え方に賛同してくれるアーティストが集まったら、リバティーフォースフェスみたいなのもできると思うし、なんかいろいろ出来るなって思っていて。。

M)え〜!すごい!楽しみですね〜!

照屋さん)そうなんです、楽しみなんです。なんかもう色々楽しいんですよ今!笑

M)すごい!ホントにすごい!でもずっと動き続けてますね、照屋さん!照屋さんずっと、やりたいことを発信してますしね!

照屋さん)そう、いつもこうやって色んな人に話してて(笑)

M)私もこれ、パソコンに貼りますね!(頂いたステッカー)

しかもこれ、男女とか関係なく、誰でも使ったり身につけやすいマークですね!可愛い〜!

照屋さん)こうやって貼ると(女の子のイラストの横に)この子が思ってるみたいになったり、、

M)ホントだ!キャラ合わせ可愛いですね!(私もそうやってステッカー貼ろう)

アイディアはどこから?子育てについて

照屋さんと娘の日夕佳ちゃん。

M)いつも、次は何しようかな〜って、アイディアとかどういう時に出てくるんですか?

照屋さん)どういう時に出るんだろうなぁ。多分、色んな才能ある人がいるから、ココとココでこうやったらもっと面白いんじゃないかな、って思いつくのかな?

だから多分今日も、まなりんさんと会って色々話聞くじゃないですか、で、今日言ってた言葉がなんとなくどこかに残ってるものがあって、後で誰かに会った時に、あ、まなりんさんと何かやったら?とかって感じで。

M)人と会って話しながらとか、会ってる間に色々繋がってるんですね!

照屋さん)多分、こういうのが、これから起こることの波を作ってるんだなって思います。

M)なるほど…。何事も、意味があってそうなってますね!

照屋さん)なんか一番自分がワクワクしてると、多分人もワクワクするから、自分が一番楽しい状態を常に作っていたいなって思います。

M)ひゆかちゃん(照屋さんの娘さん)、絶対楽しいですね、お父さんもお母さんもこんなにワクワクして(笑)

照屋さん)もうやばいと思いますよ、あの子は(笑)

M)小さい頃からすごい経験いっぱいしてますもんね!笑

照屋さん)うん、でもああいう子って将来どうなるんだろうなあ〜。

M)ホントですよ!見てる私たちもたのしみですよ!笑

照屋さん)絶対変ですもんね、こんな親二人ともちょっと変だし、笑

M)将来何したいとか話するんですか?今の時点で。

照屋さん)するけど、なんかYouTuberの真似してたりとか、、だからってYouTuberになりたいわけではないらしくて、なんか恥ずかしいって。笑

一応、絵を描く人になりたいとか、パウワウの絵を見たりとかして、そういう時も会ったけど、まだ全然なんか決まってはないっぽい。

だから今はなんかこう、世界は広いんだよ!みたいなところを見せてあげることが教育になってるかなと思っているから、彼女の。もう色んな所に行って、黒人の人とか白人の人とか、見た目黒人でも日本語を話している人がいるとか、なんか彼女なりに、そういう刺激って多分あったと思うから、それが将来を作るかなって思いますね。まあでも普通の子よりは視野は広いんじゃないかなって思います。お父さんがレインボーの髪色してたり(笑)

照屋さんと娘の日夕佳ちゃん。韓国のパラダイスシティにて。

M)確かに!そういえばめちゃくちゃレインボーしてましたね!(笑)あの時最初反応どうでした?

照屋さん)あの時、びっくりはしてたけど、基本的にはあんまり否定はしないですね〜娘は。「きれいだね!」って、「恐竜じゃーん!」って言ってた。でも変えて、また金髪とかにして、またレインボーにしようかな〜って言ったら、「え、黄色がいいんじゃん?」って感じで戻んないようにはするけど(笑)

M)へえ〜可愛い(笑)面白いですね〜笑

ワカコさんのインスタストーリーでも、一人遊びがじょうず!って、でも面白すぎて仕事に集中できない!ってよく笑ってるじゃないですか(笑)あれちょー可愛いです笑

照屋さん)やってることが面白いんですよ!

M)しかもなんかよく自分でコーディネートとかメイクとかオシャレもよくしてますよね!絶対お父さんお母さんの影響受けてるだろうな〜って見てました(笑)

あと、照屋さんが、シェフみたいな格好してガチで料理してたじゃないですか!アレも面白かったですし、めちゃくちゃ美味しそうでした(笑)

奥様の誕生日に、コックのユニフォームで手料理を振る舞う照屋さん。

照屋さん)あれホントに美味しくできました!(笑)あれ1回で終わらせないように、と思って、コックさんの服も買っておこうみたいな。笑

(私の実家の話)

M)照屋さんは、地元どこでしたっけ?

照屋さん)今は那覇なんですけど、小学校は4つ行ってて、若狭小学校行って、宮古島の南小学校行って、宜野湾の大山小学校、南風原の北丘小学校行って、、実家は南風原にあって、僕は首里高卒業してから大学で東京行って、18年東京いて、36で沖縄に帰ってきた、って感じです。

M)じゃあ実家は南風原だけど、地元どこって言われたら、、あの辺、みたいな感じですかね。笑

照屋さん)ないんですよね。南風原で小学校6年生だけ言ってるけど、琉大付属中学校に行って、首里高校に入ってるから、南風原の人たちもいないし、小学校も1年間しかいなかったから、、そうそう。

しかも大学で東京行っちゃってるから、そして洋服の仕事じゃないですか。だからあまり話の合う人がいないんですよね。同級生が、警察とか公務員とか、そういう仕事してるけど、アートがなんとかって話しても、あ、そうなんだ〜!って(笑)「千鳥格子のバンダナ作ったよ!」とかって言ってる人いないじゃないですか(笑)

M)しかも今年40歳でしたっけ?

照屋さん)今年で41。

M)こ〜んなに若い41歳いないですからね、周りに(笑)ワクワク生きてますもんね!笑


自身が感じる「ワクワク」を大切に生きる照屋さん。家庭でも職場でも、交友関係の中でも、照屋さんのワクワクが周りへ広がって、楽しくて面白いコトがどんどん繋がっていくんだろうな、と感じました!

これからも、年齢問わずたくさんの人々を巻き込み、繋げていきながら、様々なジャンルで「リバティーフォース」の考え方を展開していくであろう照屋さんの活躍が楽しみです♩

照屋さん、沖縄のクリエイティブシーンへの想い、いろいろ語ってくださって、ありがとうございました!

では皆さん、次回のインタビュー企画もお楽しみに〜!^^

インタビュー|MANARiN
沖縄生まれ沖縄育ち。1994年生まれ。大学卒業後、沖縄の観光情報を発信するSNSメディア編集部にて3年間メディア運営。個人でも沖縄県産インフルエンサー、フォトライターとして活動中。

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