沖縄といえば夏のイメージが強いのか、沖縄のお酒も夏の飲み物と思われがちですが、実はそんなことはありません! 今回は、沖縄のお酒の中から、泡盛、イムゲー、ラム酒の冬の飲み方やレシピを紹介します。寒い冬も沖縄のお酒で温まりませんか?
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泡盛はお湯割りが主流! ホットレモンティーで味付けも
日本最古の蒸留酒として約600年の歴史を誇る「泡盛」。多くの人は冬場でもロックや水割りで飲む人が多いですが、寒い季節にお湯割りで楽しむ人も増えてきました。お湯割りをそのまま飲んだり、シークヮーサーを軽く絞るなどさまざまです。今回はお湯割り以外の飲み方として、市販のレモンティーを用いるだけで、酸味と甘みの香りが楽しめ、スッキリとした飲み口のレシピを紹介します。
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〇泡盛のホットレモンティー
【材料】
・泡盛(度数はお任せ)
・市販のレモンティー
・レモンスライス
※量は全てお好みで
【作り方】
1.レモンティーをマグカップなどに注いでレンジで1分ほど温める
2.1に泡盛を常温のまま注ぐ
3.お好みでレモンスライスを浮かべてできあがり
沖縄のサトウキビで造られるラム酒の冬の飲み方&レシピ
サトウキビの島、沖縄では各地でラム酒も作られています。そんなラム酒は、お湯で割るだけでももちろんおいしいのですが、お茶やコーヒーなど普段飲んでいる温かい飲み物をちょっと加えるだけで特別な冬の飲み物になります!
今回は伊江島で島の上質なサトウキビを使ってラム酒を製造する伊江島蒸留所に自宅で簡単にできるホットなラム酒のカクテルレシピを2つ教えて貰いました。
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〇冬の定番ホット・バタード・ラム
【材料】
・ラム酒 45ml
・ケインシロップ 3-4ティースプーン
・バター 5g
・お湯 150ml
・シナモンスティック(なければ適量シナモンパウダーを振る)
【作り方】
1.温めておいたマグカップにケインシロップとお湯を注いで混ぜる
2.ラム酒を注ぎ、軽く混ぜ合わせる
3.バターを浮かべ、シナモンスティックを添えてできあがり
〇スパイシーなホット・ラム チャイ
【材料】
・ラム酒 45ml
・ケインシロップ 2-3ティースプーン
・牛乳 150ml
・チャイミックス
(紅茶葉、クローブ、ジンジャー、シナモン、カルダモンなど)ない場合は紅茶パック1、各種スパイス
・シナモンスティック(あれば)
【作り方】
1.牛乳を温めてシロップを加える
2.温めておいたマグカップにチャイミックスを入れ、そこに1を注ぐ
3.2にラム酒を注ぎシナモンスティックを添えてできあがり
復活した沖縄庶民のお酒「イムゲー」の冬の飲み方&レシピ
イムゲーは「歴史の中に忘れ去られた」といわれる沖縄庶民の酒。100年の時を超えて現代によみがえったイムゲーは、明治後期の1600年頃から沖縄で飲まれていた蒸留酒で、紅いもや黒糖を使って作られます。甘みを感じられるお酒でそのままお湯割りにしても独特のおいしさがあり、女性にもおすすめ。
イムゲーを販売している請福酒造によると、イムゲー:4にお湯:6の割合で飲むのがおいしいそうで、アレンジするなら材料になっている黒糖を加えると相性が良いようです。ここでは黒糖を加えるおいしい飲み方レシピを紹介します。
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〇黒糖とかし
【材料】
・イムゲー
・お湯
・黒糖
※量は全てお好みで
【作り方】
1.耐熱のグラスかマグカップにイムゲーのお湯割りを作る
2.1に黒糖を加え、ゆっくり溶けていくのを楽しみながら味わう
いかがでしたか? 沖縄のお酒は個性があるからこそ、アレンジを加えることで想像を超えるおいしさが引き出せます。簡単に作ることができるものばかりなので、ぜひ家で試してくださいね。
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