8月に食べたい!沖縄の旬の食材&おいしい食べ方

沖縄ではパパイヤは野菜として食べられる/©OCVB

本土に比べて年間を通じて気温が高い沖縄ですが、野菜、果物、魚介類、海藻、それぞれに“旬”があります。旬を迎えた食材は沖縄県内の市場やスーパーマーケットに並び、家庭の献立や飲食店のメニューに追加されます。

今回は夏真っ盛りの8月に食べたい食材や、旬のものを使ったメニューをご紹介します。沖縄旅行中はもちろん、食材が手に入ったらぜひご自宅でもオリオンビールと一緒に、沖縄の旬のものを味わってください。

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8月の旬・野菜編

沖縄では野菜としても食べられる「パパイヤ」

パパイヤの旬:7~9月
沖縄ではいたるところでパパイヤの木を見掛けることができます/©OCVB

パパイヤは沖縄ではパパヤー、石垣島ではマンジュマイなどと呼ばれ、葉野菜が少なくなる夏の時期に旬を迎えます。果物として食べるパパイヤと区別して、野菜パパヤーなどと呼ぶこともあり、東南アジアと同じく青いパパイヤは野菜として食します。

近年では、パパインという酵素を多く含む健康食材として注目されているパパイヤですが、沖縄では古くから「産後の母乳が良く出るようになる」といわれ、母親に食べさせていました。夏バテしてきたなと感じたら、パパイヤでパワーチャージしてみてはいかがでしょうか。

パパヤーシリシリーはツナや豚肉、ポークランチョンミートなどとパパイヤ、野菜で作る沖縄料理/©OCVB

沖縄でパパイヤ料理といえばパパヤーシリシリーがポピュラー。簡単に作ることができておいしいのはもちろん、オリオンビールとも相性抜群です。ただし、パパイヤの皮をむくときは要注意。白い液体が出てくるのですが、これが体に付くとかゆくなってしまうことが! 沖縄では、千切りにされたものが売られているので、こちらを購入すると調理がラクです。

【パパヤーシリシリーレシピ】
パパイヤは種の部分を取ってあく抜きしてから調理を

●材料
パパイヤ1個、ニンジン1本、ニラ少々、ツナ缶1個
カツオダシ1/2カップ、塩・胡椒少々、みりん大さじ3、しょうゆ大さじ2

●作り方
1 パパイヤを真ん中で切って種の部分を取り除く
2 パパイヤの皮をむく
3 スライサーでパパイヤを千切りにして、水にさらしてあく抜きをする(水を変えながら何度か行う)
4 ニンジンを千切りに、ニラを5cmくらいにカットする
5 あく抜きしたパパイヤとニンジンを炒め、パパイヤがしんなりしたらツナを加え、さらに炒める(お好みで塩・胡椒を加える)
6 カツオダシ、みりん、しょうゆを加え、煮る
7 最後にニラを加えてざっと煮たらできあがり

沖縄の希少な落花生「ジーマミー」

ジーマミーの旬:8月
沖縄県産の落花生は生産量が少なく、県外にはあまり出回りません

落花生は沖縄では地豆(ジーマミー)と呼ばれていて、8月に旬を迎えます。沖縄料理でもおなじみのジーマミー豆腐は落花生から作られる豆腐のことで、琉球王国時代には宮廷料理として食べられていました。

沖縄県内で落花生の栽培が盛んなのは伊江島。島内の多くの畑で作れていますが、沖縄県内で消費する程度の量しか生産していないため、県外に出荷されることはほとんどありません。

ねっとりした食感がクセになるジーマミー豆腐/©OCVB

ジーマミー豆腐は、県内のスーパーマーケットで手軽に購入できるほか、ネットショップなどでも購入できます。市販のものには甘いタレが付いているので、これをかけて食べるのが一般的ですが、ショウガやワサビとしょうゆで食べるのもおいしいですよ。食感はゴマ豆腐に近く、ほのかにピーナッツの味が感じられます。片栗粉をまぶして揚げ、揚げ出し豆腐にすれば、ビールのお供にも! 

ジーマミー豆腐は家で自作することもできますので、レシピを紹介します。落花生が手に入ったらトライしてみてください。

【ジーマミー豆腐レシピ】
生の落花生は水に浸してすり潰して使用します/©OCVB

●材料
生の落花生:水は1:3の割合で、芋くずは落花生の半分の量

●作り方
1 落花生を水に浸してすり潰す(ミキサーを使うとラク)
2 芋くずを加えて裏ごしする
3 火にかけて練り混ぜる
4 バットなどに流し込んで冷蔵庫で冷やし、固める

ポピュラーな葉野菜「シマナー」

シマナーの旬:年中
栄養価の高いシマナー。沖縄では塩漬けにして保存する

シマナーとは高菜のことで、からし菜の一種。年中とれる野菜ではありますが、沖縄では葉野菜の収穫が少なくなる夏場に重宝されます。からし菜という名前からも想像できるように、シニグリンという辛み成分を含んでいるため、食べるとピリッとした辛さをほのかに感じます。そのほか、ビタミンAやC、鉄分やカルシウムなどを含んでいて、栄養価はかなり高いです。沖縄では古くから食されてきた野菜です。

沖縄ではシマナーを塩漬けにして保存します。塩漬けのシマナーはチキナーと呼ばれ、チャンプルーなどの炒め物に使います。チキナーとツナを炒めて塩で味を調えれば、ビールのアテが簡単にできあがりますので、ぜひ試してみてください。

8月の旬・果物編

葉も果実も栄養豊富!「グアバ」

グアバの旬:8~9月
健康食材として注目度が高まっているグアバをダイエットに取り入れる人も増えています

グアバは沖縄本島ではバンシルーと呼ばれる果物で、8~9月に旬を迎えます。グアバの木は4~5mに成長することもあり、果肉の色はピンクや白、黄色など品種によって違いがあります。

ピンク色の品種の果実。淡泊な味わいで冷やして食べるとよりおいしくなります

果実にはビタミンCがレモンの約6倍相当も含まれていて、ミネラルなども豊富。ねっとりした食感で、そのまま生で食べるだけでなくジュースやジャムなどにも加工されます。

沖縄のカフェなどでは、ジュースやスイーツにも使用されています

葉にも鉄分やカリウム、ビタミン類が含まれていて、沖縄では葉を使ったグアバ茶もポピュラー。茶葉だけでなく、スーパーやコンビニエンスストアなどでペットボトルに入った飲料も購入できます。

8月の旬・魚編

目が大きい沖縄のアジ「ガチュン」

ガチュンの旬:7~8月
この時期に水揚げされるガチュンは刺身で食べるのがおすすめ!

沖縄ではガチュンと呼ばれるメアジ。沖縄では7~8月が水揚げの時期となっていて、おいしく食べられます。大きな目が特徴で、淡泊でありながらうまみがあり、旬の時期ともなると脂ものってよりおいしくなります。

新鮮なガチュンが手に入ったら、お刺身で食べるのがおすすめ。三枚におろして皮は手ではぎます。ほかに、沖縄ではマース煮にして食べることも。カツオダシと水、泡盛、ショウガ、マース(塩)で魚を煮るというシンプルな料理ですが、新鮮なガチュンの味わいが引き立つおすすめの食べ方です。

今回は「8月に食べたい!沖縄の旬の食材&おいしい食べ方」を紹介しました。沖縄旅行も賑わいを見せる8月。島の食材とオリオンビールで暑い夏を乗り切ってください。

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