波照間島(はてるまじま)は、八重山諸島の玄関口・石垣島から南西約55kmの位置にある島です。日本最南端の有人島としても知られ、「波照間ブルー」とも称される青く澄んだ海と満天の星空が訪れる人々を魅了します。
島の周囲は14.8kmとコンパクトで、ショートトリップにもぴったり。島の中央部にある集落を散策したり、海風を感じながらサイクリングを楽しんだりと、のんびり時間を過ごすことができます。
今回は八重山諸島の波照間島をピックアップ。穏やかな風景を求めて、石垣島からちょっと足を延ばしてみませんか。
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波照間島へのアクセス|石垣島からの日帰りも可能
波照間島へは、石垣島から船を利用して向かいます。高速船利用の場合は「石垣港離島ターミナル」から出発し、片道70~90分で波照間港に到着。石垣島を拠点に日帰り旅行も可能です。
フェリーは火・木・土曜の運航で、「八島フェリーターミナル」から乗船し、片道2時間ほど。
「果てのうるま(サンゴ)」という意味からその名が付いたといわれる波照間島。島内にはサトウキビ畑も多く、優しい甘さの黒糖は島のお土産としても人気です。
例年旧暦7月14日には、祖先供養と豊作を祈願する伝統的な祭り「ムシャーマ」を開催。仮装行列やさまざまな芸能が奉納され、島がにぎわいに包まれます。
波照間島のおすすめスポット5選
ニシ浜
旅行サイト「トリップアドバイザー」の「トラベラーズチョイス 世界のベストビーチ2017」で、日本のNo.1ビーチに選出された人気スポット。
波照間港の西側にあり、「波照間ブルー」と呼ばれる澄んだ海と白い砂浜のコントラストはいつまでも眺めていたい美しさです。
コート盛(ムイ)
波照間港から島中央部の集落へ向かう途中にあるのが「コート盛」と呼ばれる遺跡です。琉球王朝時代には、海上の船の往来を監視し、発見するとのろしを上げる火番所の役目を果たしていたと伝えられています。高さは約3.8mで、頂上からは島全体を見渡すことができます。国の史跡にも指定されています。
底名溜池展望台(そこなためいけてんぼうだい)
島の南西部には、農業用の貯水池の横にたたずむ「底名溜池展望台」があります。島内をぐるりと囲む波照間一周道路から少し外れた場所にありますが、頂上から眺める空と海は爽快感たっぷりです。
高那崎(たかなざき)
波照間島の南東にある高那崎は日本最南端の岬です。長さ1kmほど続く断崖絶壁と、眼下に荒波が打ち寄せる光景は何ともダイナミック。また、大海原を望む場所に立つ「日本最南端の碑」は、ぜひ訪れたい記念撮影スポットです。
波照間島星空観測タワー
「日本最南端の碑」からほど近い場所には、波照間島星空観測タワーがあります。波照間島は、気流が安定しているため天体観測にうってつけの場所。毎年12月から6月頃には、国内ではなかなか見ることができない南十字星を観測できるチャンスもあります。なお、現在は昼間のみ営業しています。
参考サイト:竹富町、竹富町観光協会、『みんなの文化財図鑑』(史跡・名勝編) 広域指定の文化財
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