こんなところに意外な“穴場観光スポット”が? 沖縄で見掛ける巨大なオブジェ編

沖縄には、沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館(本部町)や国際通り(那覇市)、瀬長島(豊見城市)など「沖縄といえば!」のメジャーな観光スポットやおしゃれスポットがたくさんありますが、今回は沖縄観光の途中で立ち寄りたい、知る人ぞ知る?穴場スポットをご紹介。沖縄にある巨大なオブジェシリーズを紹介します。

沖縄の守り神・シーサーが大きくなってお出迎え!

沖縄の住宅を見渡すと、屋根の上や門柱の上で“いかつい顔”をしている置物をよく見掛けると思います。獅子や狛犬と似ている“それ”は、沖縄の守り神といわれている「シーサー」です。実は、シーサーにはオスとメスがあり、口が開いている方がオス、口が閉じている方がメスです。屋根の上には単体で、門柱には対で置かれることが多く、魔よけの意味で置かれています。

沖縄では一般的に普及しているシーサーですが、巨大なシーサーが存在しているのをご存じでしょうか? 沖縄県の中部に位置する読谷村(よみたんそん)には思わず写真を撮りたくなるシーサーがいます。残波岬(ざんぱみさき)公園の入口にたたずむシーサーは、人間の身長の4~5倍はあろう大きさ。その圧巻の大きさで来る人をどでーんと迫力満点に出迎えます。入ってすぐに大きなシーサーがいたらビックリしちゃいますよね(笑)。立って写真を撮るも良し、遠近法で撮るも良し、いろいろな角度から撮ってみてくださいね。

置きものとしても人気。こんな小さなシーサーが。。。
残波岬公園のシーサーはここまで巨大!

巨大なヤンバルクイナが山の中から覗いている?

2021年の7月に自然遺産登録が決定した、多くの自然や貴重な生物が残る沖縄本島北部の「やんばる」。やんばるには、絶滅が危惧されているヤンバルクイナ(絶滅危惧IA類)が生息していますが、その数は約1,500羽(平成26年現在)といわれています。沖縄県民でも生で見たことのある人は多くありません。

本物に出合うにはハードルが高いヤンバルクイナですが、国頭村(くにがみそん)の「ヤンバルクイナ展望台」に行くと、大きなヤンバルクイナに出合えます。その名の通り、展望台になっていますので、ヤンバルクイナ像の中に入っていくと、やんばるの自然や辺戸(へど、沖縄最北端の岬・辺戸岬がある地域)の海を見渡せますので、ぜひ一度訪れてみてください♪

ヤンバルクイナの胸の位置やサイドから景色を見渡せます/ⒸOCVB
とても貴重な本物のヤンバルクイナはこちら/ⒸOCVB

道路でよく見掛ける「石敢當」の超巨大版はこれ!

沖縄県や鹿児島県の奄美大島で多く見られる「石敢當(いしがんとう)」と書かれた石碑。石敢當は丁字路の突き当りなどに魔よけとして設置されています。元々は中国発祥の風習ともいわれ、「石敢當」の名前の由来も中国の武将の名前から来ているという説の他、石の持つ呪力と関わる石神信仰に由来するとの説もあります。

そんな石敢當ですが、通常の大きさは20~50cmほど。ですが、嘉手納町(かでなちょう)のロータリープラザ前に設置されている石敢當は、その大きさが何と約2mもあります。これぐらいの大きさがあれば魔よけ効果はバッチリですね! 道沿いに設置されているのでちょっと探しにくいこちらのオブジェ。嘉手納町を訪れた際はぜひ探してみてください。

通常サイズはこちら
嘉手納町にある超ビッグサイズの石敢當

首里城正殿にも立っていた「龍柱」がここにも!

あまりの大きさにCGではないか、と思うほどの大きさを誇る那覇市若狭(わかさ)にある大きな龍柱。この龍柱は、那覇市と中国福州市が、1981年の友好都市締結から2011年で30周年を迎え、今後の両市の友好・交流を記念して建設されたものです。

像の規模は高さ15m(建物の約5階分に相当)、幅3mにもなるほど。そして、龍の顔は海を向いていますが、これは海の彼方から豊かさをもたらすといわれている「ニライカナイ」と平和への希求、発展性を表しているそうです。

夕日を前に勇ましくたたずむ龍柱

定番中の定番! 魚類最大の魚「ジンベエザメ」を紹介!

穴場スポットではないのですが、これを紹介せねば沖縄は語れません(笑)! 沖縄の本島北部にある沖縄美ら海水族館(本部町)には、魚類最大の魚といわれるジンベエザメが飼育されています。厚さ60cmもあるアクリル板で作られた水槽の向こうには、全長8.8mの大きなジンベエザメが優雅に泳ぎ、来館した人を釘付けにします。

と、沖縄美ら海水族館のジンベエザメはとても有名なのですが、その大きなジンベエザメを模したオブジェもご存じでしょうか。水族館入口(「沖縄美ら海水族館」の文字看板の前)には、本物と同じといっても過言ではないほどの、大きなジンベエザメのオブジェが置かれ、来館者に人気の撮影スポットにもなっています。本物の“ジンベエさん”に出合う前にまずはこちらで「記念に1枚」おすすめです。

本物のジンベエザメ。奥にいるダイバーが小さく見えちゃいます
本物と同じ大きさ!? のジンベエザメ

読谷村には大きな牛や豚が!!

ハムやベーコンなど、食肉加工品の製造や販売を行う沖縄の老舗「オキハム」。その本社がある読谷村(よみたんそん)の本社敷地内には、国道58号線沿いからも見ることができる大きな牛や豚のオブジェが飾られています。

アグーと書かれた小さめの黒い豚が見えたかと思うと、その後ろにはその2倍以上もあろうかというピンク色の豚。体長は約4m、高さは約2mの大きなサイズをしています。

しかし、そのピンクの豚に連なってドドーンと構えるのは、さらに大きな黒牛。こんなにデカい牛は実際にはきっといないはずでは? と思ってしまうほどです(笑)。近くで見るとより迫力のあるオブジェたちは、敷地内のレストランなどがある駐車場に入って近くで見ることもできますので、旅先のちょっとした思い出におすすめです♪

まだまだ小さい方のアグー豚のオブジェ
軽く人の身長を超えるピンク色の豚さんはこちら
こんなにかわいい顔をしています
一番BIGな和牛のオブジェはこれだ!

5m超の巨大なパイナップルを発見!!

パイナップルを使ったスイーツやお菓子を堪能できる「ナゴパイナップルパーク」には、思わず「おおー!」と声が出てしまいそうなほど大きなパイナップルオブジェが飾られています。その大きさは高さ約5.2m、直径約1.8m。フォトスポットとして作られたそのオブジェの前には来園者が続々とカメラを構えています。

他にも園内には、少し小さめのオブジェもあり、広がるパイン畑をゆっくり鑑賞しながら写真を撮ったり、時には抱きついて写真を撮ることもできちゃうんです♪ 「ナゴパイナップルパーク」は沖縄本島の北部にあるので、ちょっとした自然を楽しみながらぜひ訪れてみてくださいね!

ナゴパイナップルパークの入口にある一番大きなオブジェ
本物のパイナップルを片手に「ハイ!ポーズ!」

【番外編】石垣島といえば! 「ちょっちゅねー」が口ぐせのあの人の銅像も

石垣島出身の有名な人といえばこの方! 元WBA世界ライトフライ級チャンピオンで世界タイトル連続13度防衛の偉業を成し遂げた具志堅用高さん。彼の出身地・石垣島の石垣港離島ターミナルには、拳を突き上げた具志堅用高像が立っています。“巨大”ではないものの、その風格とキラキラ輝く銅像は、ついまじまじと見てしまうほど。

石垣島の海をバックに勇ましい具志堅用高像と一緒に写真を撮ることができる絶好の撮影スポットです。人の目が気になる…という人も、旅先なので気にせず撮っちゃいましょう! ちなみに、石垣島には「具志堅用高記念館」もありますので、気になる方はぜひ。

同じポーズで撮ってみてはいかが?

今回は、旅先のちょっとした立ち寄りや思い出の一枚になる巨大オブジェシリーズを紹介しました。「観光地」とまではいかないですが、実物を見るまでの楽しみと、実際見ての2度楽しめると思います! そして沖縄のちょっとした歴史などを知ることで、周りを見渡す楽しみもきっと増えるはず! これからもまた沖縄の面白い一面や習慣、地域などを紹介していきますのでお楽しみに!


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