「ソーキ汁」骨付き肉と、昆布や野菜のうま味たっぷりの滋養食

沖縄県民になじみ深い豚肉と昆布、冬瓜(とうがん)で作られる沖縄の伝統料理「ソーキのお汁(ソーキ汁)」は、日常の食卓にもよく並ぶ昔ながらの家庭料理。そして、カレーライスのように、各家庭でちょっとした味のアレンジや食材が変わるなど“その家の味”が楽しめる料理でもあります。

ソーキ骨(豚の骨付きあばら肉)に、昆布やかつおだしのうま味を加え、さらに野菜を入れて煮て仕上げるため、栄養バランスが良く、体にも心にも染みる一品。塩の代わりに味噌仕立てにしたり、にんにくを入れて煮込んでもおいしく食べられるんですよ。

材料(2人分)

・ソーキ骨(豚の骨付きあばら肉) 300g
・水 2.5cup~
・冬瓜 200g
・昆布 1/2本
・鰹だし 150cc
・塩 小さじ1/2強
・しょうゆ 適量

作り方

①ソーキ骨を湯洗いする。
【ポイント】
ソーキ骨を丁寧に洗い、余分な脂を取ります。また、茹でてさらに脂アクを取り除き、ゆっくりと煮込んでいくことが大事です。 

②とうがんは5cmの長さに切り、昆布は6~8cm幅のものを2つ折りにして結び昆布を作る。

③分量の水とソーキ骨を鍋に入れ強火にかけ、沸騰したらアクを取り弱火にして煮立てないように1時間~1時間半程度煮る。

④「③」に昆布と鰹だし、塩・しょうゆを入れ、ずらし蓋をして40分程煮て、冬瓜を加え味をよく浸透させ仕上げる。途中、アクと脂をこまめにすくい取る。
アクをきちんと取ることで、臭みのないソーキのお汁に仕上がります。

ポイント&アレンジ

・だし汁が煮減りした場合は、だし汁・調味料を足しましょう!
・塩の変わりに味噌仕立てにしたり、つぶしにんにくを入れて煮込んでもおいしくでき上がります
・お好みでピパーチ(沖縄の島胡椒、ヒハチなどとも呼ばれる)やおろし生姜を入れてもOK

■今回教えていただいたのは…

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伊是名カエさん

(一般社団法人 トータルウエルネスプロジェクトオキナワ代表理事)
沖縄県那覇市出身。管理栄養士・健康運動指導士。琉球料理伝承人。「健康な人生」をテーマに、料理・運動教室を軸にした(一社)トータルウエルネススタジオを運営。その他、県内の医療機関にて非常勤勤務、マスメディアにて健康情報の発信やオリオングループの健康経営プロジェクトの支援も行っている。
トータルウエルネスプロジェクトオキナワ公式サイト


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