「海キャンプもいいけど、山キャンプが好き!」という人におすすめ! 沖縄本島には、北部を中心に山や森が広がっていますが、山頂からの展望やトレッキングも楽しめる魅力的なキャンプ場がたくさん!
今回は、数あるキャンプ場の中から山や森の中で楽しめるキャンプ場5選を、沖縄の老舗アウトドアショップ「NEOS(ネオス)」の徳里さんに教えてもらいました。
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世界自然遺産への登録が決定した“やんばる”のキャンプ場「国頭村環境教育センター やんばる学びの森」(国頭村)
2021年7月26日に世界自然遺産への登録が決まった沖縄本島北部の“やんばる”。その“やんばる”に位置する自然豊かな「やんばる学びの森」では、自然を生かしたエコツアーやアクティビティープログラムが人気で、亜熱帯の森に生息する動植物の説明を聞きながらカヤックなどが楽しめます。
子供連れや運動好きには持ってこいのアスレチック広場もある他、AC電源付きのオートキャンプサイトも完備。キャンプが苦手な人や団体客には、宿泊棟や大浴場で楽しむこともできます。ぜひ、一度訪れてみてください♪
「国頭村環境教育センター やんばる学びの森」
HP:http://www.atabii.jp/
住所:沖縄県国頭郡国頭村字安波1301-7
電話:0980-41-7979
標高約275mの山頂付近にある高台のキャンプ場「今帰仁村乙羽岳森林公園」(今帰仁村)
沖縄本島北部の今帰仁村(なきじんそん)にある、絶景が人気のキャンプ場。乙羽岳(おとはだけ、おっぱだけ)にある展望台からは、今帰仁村の中心部から古宇利島(こうりじま)や沖縄最北端の岬・辺戸岬(へどみさき)方面までを見渡すことができます。
森の中でテントを張ることができる森林サイトは、共同のシャワールームや炊事棟、共同トイレなどの施設が隣接しており、少人数でのキャンプから大人数でのキャンプまで楽しむことが可能。その他、展望台近くにテントを設営することもでき、ロケーションに応じてサイトを選ぶことができるのもおすすめポイント! キャンプ場では薪を無料で提供しているため、薪を持ち込まずにたき火を楽しめることもキャンパーにはうれしい! テラス付きのバンガローもあるので小さな子供がいても安心して泊まれます。
「今帰仁村乙羽岳森林公園」
HP:https://www.fro-nakijin.jp/oppadake/
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村謝名1332
電話:0980-43-5022(予約はオンラインのみ)
キャンプサイト数は最大108区画! 広々使えるキャンプ場「沖縄県 県民の森」(恩納村)
西海岸に沿って細長い地形の恩納村(おんなそん)には、リゾートホテルだけでなく魅力的なキャンプ場も♪ 最大108区画となるサイトには、ピザ用の石窯があり、手作りピザを楽しむことができます。
また、同キャンプ場では、アウトドアブランド「Coleman」の最高峰テントモデル「MASTER SERIES」を県内で唯一レンタルすることが可能。寒い冬にも盛夏にも対応しているテントなので、ぜひこの機会に体験してみてください^^
県民の森の施設内には、いくつかのトレッキングコースが設置されている他、2つのコースが楽しめるパークゴルフ場も。家族みんなで楽しめそうですよね!
「沖縄県 県民の森」
HP:https://kenminnomori.okinawa/
住所:沖縄県国頭郡恩納村字安富祖2028
電話:098-967-8092
リピーター続出! 特別なキャンプが味わえるキャンプ場「KARST CAMP SITE」(本部町)
「KARST CAMP SITE」は、オーナー夫婦が一から作り上げたという手作りのキャンプ場。施設内にはフリーサイトやオートサイトをはじめ、上級者向けのブッシュクラフトサイトや、いくつかのプレミアムエリアが設定されているなど、オリジナルが楽しめるキャンプ場。
ハンモックを吊り下げて楽しむことも可能で、場所によっては直火OKの場所も。舞台ステージのあるエリアでは、イベント開催やイベントの受け入れもやっているそう。特別なイベントやいろいろなワークショップでぜひ利用してみてください♪
「KARST CAMP SITE」
HP:https://karstcampsite.com/
住所:沖縄県国頭郡本部町字山里東屋比久原1381番地
電話:050-6864-3379
三角屋根の樹上ハウスにも宿泊可能なキャンプ場「国頭村森林公園」(国頭村)
“やんばる”に生息するさまざまな生物を観察することができる森林公園内のキャンプ場。車を横付けできるオートキャンプ場には、キャンプ台があり、ぬかるみなどを気にせずテントを設置できる他、炊事棟も近く利便性に優れています。また、少し離れたところには、子供たちに人気の三角屋根の樹上ハウスも♪
キャンプ場周辺には、水鳥の観察ができる辺土名湖(へんとなこ)があり遊歩道を使ってゆったりと散歩を楽しむこともできます。園内では、ガイド付きの「生き物観察ツアー」や、森の雰囲気や香りを味わえる「森林セラピーツアー」なども開催。さらには、沖縄の木材で作られたおもちゃで遊べる「やんばる森のおもちゃ美術館」もあり、ちょっとした休憩に立ち寄るのも◎。
「国頭村森林公園」
HP:https://www.kunigami-forest-park.org/
住所:沖縄県国頭村字辺土名1094-1
電話:0980-50-1022
おすすめのキャンプ場を教えてくれたのは…
アウトドアショップNEOSのスタッフ・徳里豪隼さん
仕事とプライベートを合わせて、年間で60泊ほどキャンプをされている徳里さん。プライベートの森林キャンプではお気に入りのハンモックに揺られながら自然の音に耳を澄ませ、すっきり爽快なオリオンビールでリトリートを楽しんでいるそう。
多種多様な生態系が存在する沖縄の深い森では、希少種の密猟や粗大ゴミなどの不法廃棄などが深刻化しています。限りある自然や貴重な生物を残すために、環境問題にもぜひ目を向けていきたいものですね。ドライブ中は、野生生物の交通事故(ロードキル)にも十分注意して自然を満喫していきましょう!
アウトドアショップNEOSは登山、カヤック、キャンプ、自転車など幅広くアイテムをそろえている沖縄県のアウトドア専門店。沖縄県初のトータルアウトドアショップとして、2002年7月、浦添市牧港にオープンしました。NEOSのウェブサイトはこちら
ひと言で“山キャンプ”といっても、キャンプ場それぞれに特性があり楽しみ方も人それぞれ。山や森の中にあるキャンプ場は、自然が多く残る沖縄県内の北部地域に多く存在します。今回紹介したキャンプ場以外にもおすすめしたい場所が他にもたくさん! 沖縄に訪れる際は自然を満喫できる山キャンプをぜひご堪能ください。
※キャンプ場を利用する際は、各施設のルールやマナーを守り、自然を大切にしましょう
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の取組により、各施設の営業期間などに変更の場合あり。最新の情報は、各キャンプ場の公式サイト、SNSなどでご確認いただくか直接施設にお問い合わせください
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