オリオンビールのクラフトビールシリーズ「75BEER」。2022年夏の限定品として、ベルギー発祥のビアスタイル「ベルジャンホワイト」が7月5日に発売されます。
「ベルジャンホワイト」とは、どのようなビアスタイル?
「ベルジャンホワイト」は苦みが少ない味わいに、柑橘系やスパイスの爽やかな香りが楽しめる白ビールの名称です。その歴史は古く、14世紀頃、ベルギーのヒューガルデン村で醸造されていたビールが発祥とされています。小麦を使用すること、コリアンダーシードやオレンジピール(オレンジの皮)を副原料として用いることが特長です。
75BEERのベルジャンホワイトは沖縄県産にとことんこだわり、沖縄県のブランド小麦「島麦かなさん」を使用して、沖縄県産の柑橘「タンカン」を使用しています。
今回は、「75BEER ベルジャンホワイト」を開発したオリオンビール・R&D部ビール商品開発部の大城敬一郎さんに話を聞きました。
夏にふさわしい「ベルジャンホワイト」を求めて
今回の「75BEER ベルジャンホワイト」は“夏に合う”がコンセプト。75BEERの限定品にふさわしい味わいを作り出せるように開発に着手しました。
「夏に合う本当においしいベルジャンホワイトを作り上げることを大前提に、沖縄ならでは、オリオンならでは味わいを試行錯誤しました。特に意識したのが、沖縄県産素材の良さを生かして味わいに“ふくらみ”を持たせていくことです」
小麦&タンカンは沖縄県産品を使用
原材料に使用した小麦「島麦かなさん」は沖縄県麦生産組合が展開する県産小麦ブランド。化学肥料、農薬無使用で育てられたこの小麦の特長は、“香り”。
「『島麦かなさん』は今年の4月に収穫されたばかりのもの。産地も近く、より香りや風味がいい状態で製造に入れるので、作り手としては重宝しました。そして、副原料で使用した沖縄県産のタンカンは名護産を中心に県内北部でとれたもの。こちらも今年収穫したものを使用しています」
【参考記事】「島麦かなさん」|クラフツマンも納得!沖縄の麦の底力
原材料も、地元で採れたての「75BEER ベルジャンホワイト」。
「沖縄県産の小麦によって口当たりの柔らかさ、風味、香りがプラスされ、タンカンの風味を付けることで、さわやかな香りを生むことになりました。まさに夏にピッタリのベルジャンホワイトを堪能してください」
「ベルジャンホワイト」のグラスは常温で!
苦味が少なく、爽やかな「75BEER ベルジャンホワイト」のおいしい飲み方は…。「やはり香りを楽しみながら飲んでほしいので、ぜひ広い口のグラスに注いでください。『75BEER』シリーズは8〜10℃がベストな温度帯。なので、グラスは冷やさずに常温で、冷蔵庫で冷やした『75BEER ベルジャンホワイト』を注いでいただければ、ちょうどいい状態で楽しんでいただけると思います」
「ベルジャンホワイト」に合う料理は?
「75BEER ベルジャンホワイト」を用意したら、やっぱり料理と一緒に楽しみたいもの。そこで、「75BEER ベルジャンホワイト」がおいしく楽しめる料理も聞きました。
「ホワイト系のビールなので、生春巻き、沖縄産のアンチョビを使った冷製パスタ、そして、生ハムや冷製チーズなど、あっさりとしたものと合わせると、よりおいしく楽しめると思います。夏に合う味わいにしているので、バーベキューやキャンプでも楽しんでほしいですね」
この夏、優しく爽やかな味わいのクラフトビール「75BEER ベルジャンホワイト」で、ひとときの癒しの時間を楽しんでみてください。